2018年4月15日放送のジャンクSPORTSに、
モトクロスの「2012年Xゲームチャンピョン」の東野貴行(ひがしの たかゆき)
さんが出演され、
チャンピョンの懐事情について語られています。
日本ではまだあまりメジャースポーツではありませんが、
アメリカでは人気なのでそうです!
アクロバティックなバイクの動きは圧巻でありますので、
今後注目の競技になりそうですね^^
目次
東野貴行選手の年齢や出身などのプロフィールは?
https://cyclestyle.net/article/2017/04/28/47766.html
生年月日:1985年3月15日
年齢: 33歳
出身: 大阪府
競技: フリースタイルモトクロス
出身高校を調べたのですが、見当たりませんでした。
分かり次第、追記しますね。
大阪府出身の東野貴行選手はとても陽気な性格で慕われているそうです。
その性格がこれまでの競技人生を作ってきたのかもしれません。
身長ですが、この写真を見る限り、高い方ではなさそうですね。
Con @Danytorres71 @TomPagesFMX @kennethTencio06 @Takafmx #Xknights pic.twitter.com/UNA9QS6xNm
— Eduardo Castillo (@10Educastillo) 2015年3月20日
165~170㎝位でしょうか?
周り外国の方なので小柄に見えるのかもしれません。
フリースタイルモトクロスとは?
簡単に言うと、
バイクに乗って大きなジャンプ台を跳び、技を競い合うスポーツです。
1990年代後半にアメリカで誕生し、世界で大人気のアクションスポーツで、
速さを競うモトクロスに対してフリースタイルモトクロス(FMX)は、技を競います。
ダートコースなど未舗装のコースを走行し、速さを競うモトクロスは、
そのコース上にはジャンプ台が設けられており、
ライダーは度々ジャンプ中にハンドルから手を離したり
バイクの上に立ち上がったりとパフォーマンスを披露してきました。
そんな競技中のパフォーマンスをトリックと名付け、
その完成度を本格的に競うようになったのが、
フリースタイルモトクロス(FMX))なのだそうです!
ランプと呼ばれる鉄のジャンプ台を飛び出し、
ビルの3、4階の高さまで飛び、
飛距離は22mにも及びます!
動画はこちら!
もの凄く迫力ありますね!
いろんな技があり、一部を紹介すると、
ダブルシートグラブ
バイクのシートを片手で掴むトリックをシートグラブ、両手で掴むトリックをダブルシートグラブと呼びます。
レイジーボーイ
ハンドルバーにつま先を引っ掛けてシート上に仰向けに寝そべるトリックです
ヒールクラッカー
ハンドルバーを掴んだまま両腕の外側から両足を前方に伸ばし、両方のかかとを合わせるトリック
ロックソリッド
シートグラブの状態から両手を離し、一瞬宙に浮いた状態になるトリック
スペシャルフリップ
マシンは回転せず、ライダーだけがシート上で後方宙返りを決めるトリック
見るからに危険そうですが、とても見ごたえありますね!
東野貴行選手の得意技は
ロックソリッドバックフリップ
と言って、
バイクと一緒に後方宙返りをしながら、一度ハンドルから手を離して
シートをつかんだ後にまたハンドルを握る技だそうです。
2013年6月1日、Red Bull X-Fighters大阪大会で決めています!
東野貴行選手の経歴や実績は?
東野貴行選手は7歳のときに、
父親とライディングスクールに立ち寄ったことがきっかけとなり、
モトクロスを始められています。
そしてある日、
大阪のホームコースにしている練習場のジャンプ台を試しに飛んでみたら
ケガ無く飛べたので、
そこからモトクロスからフリースタイルモトクロス(FMX)に転向したそうです!
2003年、18歳でプロに転向すると、
2006年には何と!
日本でのスポンサー契約を全て解除!!
渡米して拠点をアメリカに移したのです!
日本人では前例がなく、初だったようですね。
ですので、
プロ転向を目指して英語とか勉強したんだろうなと思ったのですが、
高校生の頃、学校の授業は寝ていたようで、
渡米当時は全てジェスチャーで乗り切っていたそうです。
それにしても、なぜこんなに思い切った行動をされたのでしょうか?
調べたところによると、
21歳頃の時に、スポンサーの支払いが急に滞ってしまったそうです。
貯金が無くなってしまったことを知人に打ち明けた所、
知人: 「お前の夢は何だ?」
東野さん:「アメリカに行ってX gamesに出る事です」
知人: 「それなら何で日本にいるんだ?」
東野さん:「・・・・・・・。」
知人: 「今から片付けるものは全部片付けて、
日本のショーもキャンセルして、彼女も別れて、保険も電話も全部解約して、クルマも売って、
日本に帰れない状況を作って、
それでもアメリカに行ける根性があるんだったら行ってこい」www.zokeisha.co.jp/dirtsports/archives/12938
知人の方は、
ビザが切れる3か月で生活できるギリギリの60万円を貸してくれたのだそうです!
ただ、
バイクの維持管理費や生活費の全部で3か月分なので、
生活はカツカツです。
食パン2枚とマヨネーズを夜だけ食べる生活を続け、激やせしたそうです!
バイクの練習の傍らで、
アメリカで活動出来るように観光ビザが切れる3カ月までに書類を全部作り、
日本に10日間だけ帰って、
その間にアメリカ大使館でビザを取得されます。
その後、
アメリカに戻ってからDew Tour(デューツアー)という
大きなツアーに参加。
その2戦目でいきなり2位に!
すると憧れの、
「X games」に招待され、出場することが出来たのだそうです!
何とも行動力のある選手ですね!
努力はもちろんのこと、
運も味方している感じがします。
この時のことを、東野貴行さんは、
もうね、全部人との出会いです。有り難い。
あとはやっぱり行動することですよね。真剣やったら誰かが助けてくれるし、逆に迷ってる人は助けにくい。
思ったことはすぐやる。もう中野さんに会うときはね、今でもケツ汗びっちょりですよ。圧がすごい。
と語っています。
良い人に巡り合えた東野貴行選手はそれだけFMXに真剣に取り組んでいたのでしょうね^^
東野貴行選手の戦績は?
http://www.fuelmedia.jp/ride4life/cast.html
2010年
Dew Tour Salt Lake City FMX Contest – 金賞
Red Bull XRAY – 優勝
エックスゲーム フリースタイルモトクロス ベストトリック部門 – 銅賞
2011年
ASA World Championships of FMX – 優勝
エックスゲーム フリースタイルモトクロス ベストトリック部門 – 銀賞
2012年
エックスゲーム フリースタイルモトクロス大会 -金賞
2013年
エックスゲーム フリースタイルモトクロス ブラジル大会 -金賞
Red Bull X-Fighters 大阪大会 – 優勝
2016年
ナイトロ・ワールドゲームズ FMX(バルボリン提供フリースタイル) – 3位
東野貴行選手の結婚した妻はフランス人!
仲の良いカメラマンのいとこだったフランス人の
「ソリン」さんと結婚されています。
http://www.zokeisha.co.jp/dirtsports/archives/12944
フランス人ですが、サバとかも焼いてくれるようですね(笑)
ソリンさんは、1~2時間かけてフランス料理も作ってくれるようですが、
東野貴行選手は、やはり日本食のほうが好みのようで、
日本に帰ってきたときは、
実家の母に、昭和的なお料理を作ってもらうのだとか。
モトクロスとか、FMXとか、全く知らなかった奥さんですが、
知らないからこそ、ライダー東野貴行ではなく、
男性として、人としての東野貴行選手に惹かれたのでしょうね^^
今は、自分の都合で連れまわしているので、
もう少し奥様との時間を作りたいと考えているようで、
将来的には、フランスで暮らし、
今のアメリカの家は、
これから世界に向かう若者の拠点にしたいという構想もあるようです。
愛妻家でもあり、後進の育成も考えている東野貴行選手。
素敵ですね^^
お子さんの情報は、ありませんでしたが、
33歳の東野貴行さんですから、いても不思議ではありませんね。
東野貴行選手の年収は?
フリースタイルモトクロスは年棒制ではないので、
スノーボード選手などのように、主な収入源はスポンサーからみたいです!
東野貴行選手でいえばバイクやウェアやヘルメットなどに
スポンサーのロゴなんかが載ってますね。
東野貴行選手が契約しているスポンサーは、
「モンスターエナジー」です!
モンスターエナジーの2018年モデルのヘルメットがこちら!
気になる年収ですが、
過去に受けたインタビューで
「メインスポンサー(モンスターエナジー)からの一年の収入だけで、
安めのマンションが買えるくらい」
と答えていたそうです!
たった一社からの収入だけで安めのマンションが買えるくらいということは、
スポンサーと大会の賞金を合わせると
年収は4000~5000万円くらいはあるのではないでしょうか!
フリースタイルモトクロスは危険も伴いますし、
もっと高くても・・・と個人的には思いますね。
各大会の賞金については、詳細がわかりませんでしたが、
モトクロスの賞金だけで生活できるのは一部のトップ選手に限られるようです。
やはりどのスポーツもプロで食べていくには厳しいのですね。
まとめ
東野貴行選手にとって、FMXの魅力は、
できなかったことができる達成感なのだそうです。
自分で出来ないと思っていたことも、努力してできるようになったり、
恐怖心に勝てるのが楽しいのだそうですね。
努力の結果、
X-gamesに出場するという夢が叶って素晴らしいですね!