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今明秀医師の出身や年齢などのプロフィール
https://www.ibc.co.jp/tv/timetable/
生年: 1958年 (59歳)
出身地:青森県
高校: 青森高校
大学: 自治医科大学
職業: ER救命医(ER=救命救急センター)
八戸市立市民病院救命救急センター所長
資格:
救急医学会指導医専門医、外科学会指導医専門医、外傷学会専門医、消化器外科学会認定医、米国外科学会外傷手術インストラクター。
今明秀医師は現在59歳ですが、
今明秀医師の妻や子供など家族は?
今明秀医師には、
奥様と、お子様3人(長男・次男・長女)
がいらっしゃいます。
お子様はおそらく、20代後半~30代くらいでしょうか?
もしかしたら、救命医になって活躍しているかもしれませんね^^
激務である救急救命医を支える奥様は、
3人のお子さんの子育てを一手で担ってきたのかもしれません。
ドクターヘリに乗っているので、常に心配は尽きないでしょう・・。
奥様もしっかりとした方なのでしょうね。
今明秀医師の経歴と救命医になった理由は?
今明秀医師は、青森県の青森市に生まれ、
青森高校を卒業後、
「世の中の為になりたい」と
自治医科大学に進学し、1983年に卒業、医師になりました。
そして、
倉石診療所、大間病院などで僻地医療を5年されます。
この僻地の診療所で峠が越えられず、
患者の命を救えなかった経験が心に重くのしかかっていた今明秀医師。
その後に外科医師をしていた1995年頃に、
『国松孝次警察庁長官が狙撃される衝撃の事件』がおきます。
腹部などに受けた銃弾3発が大動脈を貫通。手術中に心肺停止状態に陥ったが一命を取り留め、2カ月後には公務へ復帰。
普通は助からない状況ですが、それを救った医師がいることを知ります。
「自分がもし、このような患者が運ばれてきたら、救えただろうか?」
と真剣に考え、
「自分も救える医師になりたい」と強く思い、
1998年、39歳の時に日本医大救急医学教室に入局。
川口市立医療センター救命救急センターで重症救急を6年間。
2004年から八戸で、一流の救命救急センターを作る活動をたった一人で開始。
青森県へのドクターヘリ導入に尽力し、
2007年、ドクターヘリ法案を成立させます。
(「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法案」)
そして、
八戸市立市民病院 救命救急センターを
国内屈指の救命救急センターに育て上げ、
病院前現場出動からER、手術室、ICU、リハビリ、一般病棟まで受け持ち、
軽症重症を問わず目の前の救急患者を救急医師が一貫して受け持つ、
新しい日本型救急システムを確立しました!
2011年からは八戸市立市民病院 副院長を兼務し、
2017年より八戸市立市民病院 院長に就任されています。
八戸市立市民病院救命救急センターに勤務する
救急専従医師のほとんどが、
他県から救急医学を学ぶために八戸へ志願して来ているほど、
有名な救命センターなんさそうです。
今明秀医師のドクターヘリを青森県に導入するまでのお話は、
自身の著書にも書かれています。
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ドクターヘリの費用や請求先は?
ドクターヘリは、年間1億7000万円で運営されます。
これには、
機体のレンタル代、人件費、ガソリン代、点検費用、保険代が含まれます。
1機が年間300から400回出動することを想定した計算です。
費用は国が9割、県等の自治体が1割で負担しているようです。
1回出動当たりの県の負担金は約12万円前後の計算になります。
もし、実際にドクターヘリを要請し、利用した時ですが、
ドクターヘリは、救急車と同じように患者負担はありません。
無料です。
ドクターヘリは公共事業です。
搬送中に治療を行うその医療費は、
国民健康保険などの範囲内で皆さまに負担してもっているということですね^^
今明秀医師が治療で大事にしていることとは?
毎日たくさんの患者さんが運ばれてくる救急救命センター。
目まぐるしく動く現場の中では、一瞬で判断しなければなりません。
今明秀医師は、ある番組で、こう語っていました。
重症な患者さんが目の前に運ばれてきたとき、
皆さんどうするでしょう。迷うと思います。
経験をいくら積んでもやっぱり迷うことがあるんです。
そういうとき、いつも考えていることがあります。目の前に運ばれた患者さんを自分の家族だと思って判断すると、
決断が早いです。
迷いはすぐ無くなります。
家族だと思うと判断は速く、処置は早く、手遅れにならずに済みます。https://www4.nhk.or.jp/doctorg/40/
自分の家族や大切な友人などが運ばれてきたら、
ものすごいスイッチが入りそうですね。
私なんかは逆に気が動転して思考が固まりそうですが、
そこは優秀な医師の方たちですから、力を発揮するんでしょうね。
今明秀医師(救命医)の年収は?
一般的に救命医の人数は少なく、
医師の総数30万人の内、1.0%程度しかいないそうです。
急を要する救急患者の搬送は多い日で数十件を超えることもあって、
毎日がめまぐるしく過ぎていく大変な職場ですし、
場合によっては36時間以上勤務することや、
処置する患者が数十人を超えることもあって、
とてもハードな仕事ですから、救命医になる医師は少ないようです。
しかしながら、
総合的に初期診断を行い、
各診療科に振り分けを行ったり、
緊急度を判断していざというときには自分が救急医療を行ったりする必要がありますので、
幅広い疾患に対する知識と、知識に基づいた判断力が培われます。
その為、
「実力をつけるために、若手のうちは救急救命科に所属する」
という目的意識を持って入ってくる医師もいるようです。
また、救急科は救急専門医だけでなく、
他の専門医も取得するなどダブル専門医となる医師も多く、
非常に向上心の高い先生方が多いのも特徴なんだそうです。
他の科目と比較して年収は高くなっており、
勤務する病院や勤務地によって年収は変わりますが、
約1,400万円~1,600万円が相場のようです。
そして、
今明秀医師は、八戸市立市民病院 院長です。
公立病院の病院長ですので、公立病院の院長の平均年収は約2000万円程です。
一般的な救命医よりは、多いと思われますが、
こらまでの功績と、活躍を考慮したら、
少ない感じもしますね。
まとめ
医師が時速200kmのヘリコプターに乗って飛び、
要請から15分以内に現場で治療を開始することで、
今迄救えなかった命を救えるように、尽力をつくした今明秀医師。
今後はより一層若手の育成に力を注ぐのでしょうね。
京大医学部出身の元プロボクサーで、
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