3月27日放送のガイアの夜明けでは、【“内装”市場を攻める!】として、
平安伸銅工業(へいあんしんどう)株式会社が紹介されています!
LABRICO IRON(ラブリコ アイアン)は
3代目の竹内香予子社長が新商品として売り出している
誰でも簡単DIYグッズの商品の一部だそうです。
目次
平安伸銅工業株式会社とは?
ホームセンターやスーパーマーケットなどを対象とした
価格と機能に優れた収納用品の開発が現在の主力事業となっているようです。
有名なのは、「突っ張り棒」
http://www.heianshindo.co.jp/
そして、
番組でも紹介された
原状復帰が出来る賃貸住宅向けのDIYパーツシリーズ「LABRICO【ラブリコ】」
を始め、
生活者のニーズに応じて商品の幅を広げています。
また、
お片付けのプロが暮らし方のノウハウを提供する
ウェブメディア「cataso【カタソ】」を運営し、
40年に渡る収納用品の企画開発で培った経験や知識を、
日本以外の都市化が進む国々に紹介し、
限られた空間で快適に暮らすための便利な道具や道具の使い方の普及を目指しています。
会社概要は、
資本金 4900万円
売上高 22億円
従業員数 35名
西船場辰巳ビル4階
URL http://www.heianshindo.co.jp/
LABRICO IRON(ラブリコ アイアン)とは?
従来のLABRICO(ラブリコ)シリーズの
「安全で手軽なDIYパーツ」というコンセプトはそのままに、
屋外でも使えるアイアン素材のLABRICO IRONが登場しました。
http://www.heianshindo.co.jp/labrico/series/labrico-iron-series/
アイアン素材とサビに強い二重塗装により、
屋外や窓際、玄関ポーチやガレージ等で柱や棚をDIYすれば、
グリーンディスプレイやアウトドア収納が作れます。
また従来のシリーズと同様に屋内でも使用でき、
男前なブルックリンスタイルを気軽に実現できるDIYツールです。
※2018年3月中旬より一般発売予定。ホームセンターや雑貨店などに発売後順次導入予定です。
2×4アジャスター アイアン ブラック
[型番]IXK-1
[商品重量]240g
[寸法]幅8.6×奥行4.3×高さ10-12.2(cm)
[色]ブラック
[材質]本体:鉄・カチオン電着塗装+エポキシ樹脂粉体塗装
パッド:合成ゴム ねじ:鉄・メッキ
購入価格はこちら!
LABRICO(ラブリコ) 2×4アジャスター アイアン ブラック IXK-1
DIY初心者でも簡単に取り付けでき、
取り付け場所に合わせてカットした2×4材、2×6材、1×4材を用意すれば、
ドライバー1本で女性でも簡単に柱や棚が作れます。
使用例
http://www.heianshindo.co.jp/
ラブリコアイアンを使えば、素敵な棚があっという間に出来ちゃいますね!
解放的な作りにできるので、棚よりも圧迫感がなく、お部屋も広く使えそうですね!
また、
『LABRICO(ラブリコ)』シリーズは
2016年度「グッドデザイン賞」を受賞されているそうですね。
LABRICO IRON(ラブリコ アイアン)の購入は?
2018年3月中旬より一般発売予定で、
ホームセンターや雑貨店などに発売後順次導入予定です。
楽天やAmazonなどでも購入できるようです。
竹内香予子社長の年齢などのプロフィールは?
https://hellolife.jp/company/25678.html
生年 1982年
年齢 35歳
職業 平安伸銅工業の三代目社長
竹内香予子社長は、
平安伸銅工業の創業者である笹井達二氏の孫であり、二代目康雄氏の娘です。
2015年、
女性起業家ビジネスプラン発表会「LED関西」(近畿経済産業局主催)で
ファイナリストに選出、
ベンチャー企業成長応援プロジェクト「Booming!」(大阪府主催)で
一軍に選抜されています!
また、整理収納アドバイザーとして、
あらゆるつっぱり棒を熟知し、自宅でも積極的に活用して
新しい使い方を模索されているそうです!
竹内香予子社長は結婚して子供は?
竹内香予子社長は、
平安伸銅株式会社のcatasoのプロジェクトマネージャーで、常務の
竹内一宏さんとご結婚されています。
http://www.heianshindo.co.jp/
夫である竹内一之さんは、
広島の大学を卒業後、建築関係のお仕事をされており、
その後は地元の滋賀県庁に就職。
滋賀県庁に勤務していた一紘さんを1年かけて説得し、
2014年春に入社してもらったそうです。
経営者になって3年ほどして、
どうしても会社を変えたいともがいていた時、
社内外から人材を見つけることができなかった時に、
一緒に経営の勉強をしてくれたり、
建築の知識でサポートしてくれたりしたのが夫である一之さんだったようです。
今は夫婦二人、力を合わせて経営されているそうです。
お子さんがいるのかどうかは不明ですが、
32歳で会社をついで、忙しい毎日でしょうから、
今はいないのでは?と思います。
竹内香予子社長の経歴は?
竹内香予子社長は3人姉妹の末っ子です。
両親は「好きなことをやりなさい」という教育方針で、
姉2人は医師と歯科医になりました。
竹内香予子社長も「自分も専門職を極めたい」と新聞記者を志し、
産経新聞社に入社。
滋賀県の支局に配属され、県警(事件・事故)や県庁(行政)などを担当。
しかし、
巨大な会社組織の中で役割を見失い、
「組織の要求に応えるだけが仕事なのか」と
思い詰めるようになったそうです。
その頃、
2代目として社を率いてきた父がガンを患い、体調を崩します。
父が体調を悪くしたのと、私が悩んだ時期が重なって。
新聞社には毎年たくさん人材が入るけど、
今、会社を継げるのは私しかいない。他の人にはできない仕事だと思う。どうせやるなら自分で責任を持つ仕事をしたい。
と入社を希望し、
2010年、27歳の時に平安伸銅株式会社に入社します。
両親は、
企業経営の厳しさを知るだけに、
親心として子供を働かせようと思っていなかったそうですが、
平内香予子社長が自分の意志で「やりたい」と言ったことを、
喜んでくれたようです。
また、
会社の行き先を心配していた従業員たちも
「後継者が来た」と喜んだそうですね^^
入社後、32歳で父から事業を継ぐと、
竹内香予子社長は経営状態をすぐに危惧したそうです。
突っ張り棒を発明したリーディングカンパニーとして、
長くトップシェアを保ってきた同社。
気がつけば、2010年の売上高は14億円まで縮小。
最盛期の3割弱にまで激減していました。
これまでは耐荷重など機能を高めていくことで市場を拡大してきましたが、
それにニーズがあるかはちゃんと考えられておらず、
100円均一で十分に使える突っ張り棒が買える時代に、
新しい戦略が求められているのは明白だったようです。
その時、大きなヒントになったのが、自らの新婚時代の家探しの経験でした。
予算の問題もあって新築が望めない。
中古物件でいかに快適に住むかが、切実な課題です。
竹内香予子社長の自宅。実際に商品を使用しているそう。
https://makit.jp/bs/labrico0001/
そしてリフォームの過程で、次のように考えました。
「限られた空間の中でいかに快適に過ごすかは、
どんどん家を大きくしていくことができない以上、誰もが直面する課題。
自分たちの会社でもその解決のお手伝いができないだろうか」
そこで生まれたのが、新商品の
DIY向けの金具シリーズ「LABLICO」、
デザイナーと協力したおしゃれな突っ張り棒「DRAW A LINE」
だそうです。
新商品の開発にあたり、
数十年先を見据えた社風改革が必要と考えた竹内香予子社長は、
思い切った組織改善を行いました。
成功するか分からない中で、
40年やってきたことをなぜ変えるのか、
なぜ新しいことに挑戦するのかと不満を持つ方や、
付いていけないと辞められる方もいて、
この7年間で、社員の3分の2が入れ替わり、
平均年齢も40歳ほどまで下がったそうです。
現在は、
さらに片付けに関するメディア「cataso」の運営など、
新たな生活スタイルを提案する製品・サービスに主軸を置いていくそうです。
竹内香予子社長は、
経営者として働く中で、
人に感謝できるようになりましたね。
経営は人で成り立っていると、本当に思います。会社員の時は会社から給料をもらって当たり前でしたが、
色んな所から力を借りて会社が成り立つんだなと。本来なら下積みを重ねるところを、
こんな歳で今の立場にしてもらえたのはありがたいことです。また、
何かを与えられたら、
それ以上の価値を加えて恩返しするという
循環を生むことが大切だと感じます。結局、
ビジネスって誰かを幸せにすることかなって考えるようになりました。
組織改善などが功を奏し、直近の3年間は連続で増収を達成、
2017年の年商は22億円まで回復したそうです!
実は竹内竹内香予子社長、
「DIY FACTORY」というECサイトが運営しているDIYスクールに入学。
生徒としていろいろなことを学び、DIYをする顧客はどんなふうに作業し、
どんなことに困っているのかを、自ら体験したそうです。
新聞記者時代に学んだ現場主義の経験が、
その後の商品開発のアイデアに大いに役立っているそうです^^