上野正彦(法医学者)のエピソードや事件は?監察医の年収や家族と学歴は?

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2018年3月9日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」では法医学者監察医

上野正彦先生が特集されます。

これまで数々の事件に携わり、

事件の解明に大きな影響を与えてきた上野正彦先生が担当した事件やエピソードと、

上野正彦先生の家族や、監察医の年収などについて調べてみました!

上野正彦先生の経歴や学歴などのプロフィールは?

上野正彦

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20101010-OYTEW53182/

名前   上野正彦
生年月日 1929年1月1日
年齢   89歳
出身   茨城県
大学   東邦医科大学
現職   作家・医事評論家

上野正彦さんは茨城県生まれなのですが、

小さい頃は北海道の積丹半島の美国というところで育ったそうです。

お父様もお医者さんだったそうで、開業医をされていました。

そのお父様の影響で上野正彦さん自身も医者を目指すようになったようです。

美国は貧しい漁師の町だったので、

お父様はお金をとらずに診療をして町に貢献していたといいます!

そんなお父様を尊敬されて医者を目指したんですね。

小学校までは北海道で暮らし、

中学からは上野正彦さんのお兄さんやお姉さんのいる東京へと移り住んだようですので
高校は東京の高校みたいです。

出身大学は東邦医科大学(現在の東邦大学)で、

その後日本大学医学部法医学教室に入り、1959年に医学博士を取得されます。

上野正彦

http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/160804_1.html

東京都監察医務院に入り監察医となり、1984年には同院長に就任され、

1989年に定年前に退官されています。

法医学の道に進んだのは、

『人の最期というものから命の尊さやどう生きるべきかといった哲学を学べば
名医に近づけるだろうか』

という考えから法医学を選んだそうです。

監察医を始めてから2,3年で亡くなった方が

何を訴えているのかがわかるようになったという上野正彦さん。

そんなことがすぐにわかるのだろうか?と思いましたが、

数々の経験と知識、それに、法医学の道を志した理由から、

優れた監察医になれたのだと思います。

ちなみに、

行列のできる法律相談所に出演されている

北村晴男弁護士とも難事件をいくつも解決されてきたそうですね。

監察医をお辞めになってからは、作家活動を開始。

これまでの法医学者としての半生を綴った内容を綴った執筆作品

『死体は語る』は大ベストセラーとなりました。

その後、数々のメディアにて取り上げられて活躍の場が広がります。

上野氏は著書で一般人に法医学をわかりやすく解説しただけではありません。

それまでベールに包まれていた法医学という世界で経験した

「世の中の不条理な死」を独特な視点で書き綴ったのです。

定年を前に監察医を辞めたのは、こういう執筆活動を通して、

人生の尊さや今生きている世界が幸せであることなども伝えたかったのではないかなと

思います。

上野正彦先生の家族は?

上野正彦さんを支えてきた奥様はどんな方だったのでしょうか?

奥様の名前は章子(しょうこ)さんとおっしゃるようです。

1959年(上野先生が30歳のころ)にご結婚されました。

監察医として、多忙だったのでしょう。

その当時としては、晩婚だったと思います。

奥様の章子さんは、

地域活動に積極的に参加されて
杉並区議を16年もされていたのだそうで、

どこにでも自転車で行動するくらいとても元気な方だったそうです。

しかし

2006年4月に胃がんで亡くなられたのだそうです。71歳でした。

胃がんと判明して告知されてから40日後だったそうです。

始まりは、

買い物から帰った章子さんの身体に階段を登れないほどの倦怠感が襲ったそうです。

インターホンで上野正彦先生を呼び「階段をあがるのがつらい・・・」

と言うほど辛かったそうです。

心配になり病院で診断を受けますが、医師の診察は「異常なし」

しかし症状が回復しないことに不安を感じた二人は大きな病院で検査をしました。

医師は上野夫妻にこう告げました。「末期の胃がんです。全身に転移も見られます。」

突然突き付けられた厳しい現実。

僅かに残された夫婦の時間を少しでも大切にしたい・・・

そう考えた上野正彦氏はそれから病院で寝泊まりをされました。

お亡くなりになられる数日前に、章子さんがこんなことを言います。

「私が先に逝ってしまうと、あなたのお世話をすることが出来なくなる。
それが心残りだわ。」

「そんなことは心配するな」と言いながら上野正彦氏は妻の手をさすります。

それが、上野さんご夫婦の最後の会話となりました。

「精神的な支えにはなれたのではないか・・・そう思っています。」

上野正彦氏は当時を振り返りそう語られています。

最期の最後まで、お互いの事を想いあったお二人の夫婦愛が感じられますね。

お子さんについては二人いらっしゃるようですが、

息子さんなのか娘さんなのかまではわかりませんでした。

監察医のお父様と地域に貢献されてきたお母様。

素晴らしいご両親の元で育ったお子様なので、きっと、どこかで、

ご活躍されていることでしょう。

上野正彦先生が担当した事件とピソードは?

今まで数々の事件に立ち会ってきた上野正彦先生。

2万人もの人の死に立ち会ってきたのだそうです。

有名なところでは、

全日空機墜落事故やホテルニュージャパン火災事故に携わっていたそうです。

その他に、上野正彦先生や現場の刑事も涙した事件があります。

幼い兄妹

その検死現場で上野正彦先生が出会ったのは、小学校高学年くらいの男の子。

そばには低学年と思しき女の子が不安な顔で佇んでいます。

亡くなったのは、その兄妹の母親でした。

真冬の寒い季節

薄いTシャツだけの妹

シワのあるシャツに、つぎの当てたズボンをはいたお兄ちゃん

そこは幼い兄妹たちの目の前で突然死した母親の検死現場でした。

亡くなった母親は毛玉が沢山ついた虫食いの目立つニットを着ていました。

一目でわかる体の細さ

部屋には3人が座れるだけのちゃぶ台と一組の布団のみ。

何もない殺風景な部屋にポツンとおいてある黒と赤のランドセル

生活苦が一目でわかる風景でした。

母親が子供たちのために生活苦の中で必死に働いて買ってあげたものだろう・・・

その親心に胸が痛くなりました。

お兄ちゃんは妹の手をぎゅっと握りしめながらじっと母親を見つめていました。

「おかあさんはなんで起きないの?病気なの・・・?」

泣きそうな顔で妹はお兄ちゃんに問いかけました。

「大丈夫だから・・・大丈夫だから心配しなくていい・・・」

お兄ちゃんが繰り返すように妹に答えていたそうです。

刑事たちが現場に到着すると、

男の子は気丈にも涙をみせずに淡々とお母さんが亡くなった時の状況を話し出したそうです。

その横で妹は口をつぐみ、お兄ちゃんの傍から離れませんでした。

そして不安を隠せない様子でじっと上野正彦先生を見ていたそうです。

この親子には親戚がいない様子。

たった3人だけの家族は貧窮しながらもこれまで寄り添いあって生きてきた事が伺えました。

自分たちに身寄りは無いことを、お兄ちゃんは理解していました。

母親が亡くなったことも、兄妹がほんとうに二人っきりになってしまったことも。

「ちょっと・・・」

現場で事情を聴いていた刑事が、話の途中で席を外したそうです。

見ればその刑事は泣いていました。

「あまりにもかわいそうで・・・」目を真っ赤にして。

身寄りもなく残された兄妹の姿を自分の子供と重ねてしまい自分の感情を抑えることが出来なかったそうです。

普段は仕事場で感情をあらわにしない刑事。

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数々の死の現場を見てきた上野正彦先生が刑事の涙を見たのは後にも先にもこの時だけだそうです。

調べていくうちに色々なことが判明していきました。

この母親は複数の仕事をかけもちし、朝から夜中まで休みなく働いていたそうです。

お兄ちゃんは子供ながらに母親が帰宅したときのドアの閉まる音に耳を澄ましていたそうです。

そのドアの音が男の子にとって安心して眠る合図だったのでしょう。

上野正彦先生も、この時ばかりは通常の検死のように診断書を書いて渡して帰るということは出来なかったそうです。

その子たちが今後少しでも困らないように、

区の行政担当者を現場に呼びつけてこう言ったそうです。

「この子たちが安心して暮らしていけるように・・・

どうか面倒を見てあげてほしい。どうか頼みます。」

何もない殺風景な部屋にあった黒と赤のランドセル

赤い夕陽の中を手をつないで歩いていく兄弟

行政の担当者と刑事に連れられていく二人の後ろ姿を上野正彦先生は今でも忘れられないと言います。

ある父と子供

仕事人間の男性がいました。

夫の帰りが毎日遅いので、その妻は

「夫は浮気しているんじゃないだろうか」と疑い始めます。

ある日仕事帰りの夫の後をつけ、
ある店で知らない女と親しげにしているところを目撃してしまいます。

それはただの接待だったのか、本当に浮気だったのかはわからないですが、

ただ妻はその頃、かなり精神的に参っている状態だった(鬱だったとも)ようです。

夫は潔白を主張しますが、しばらくたって妻は自殺。

お椀に大量の睡眠薬を溶かし、服用したそうです。

夫婦にはまだ義務教育中(中学生と小学生)の子供が二人いました。

子どもたちは冷たく、母が死んだのは父のせいだとなじります。

夫は仕事ばかりで家庭を顧みなかった自分を反省し、
それからは残業もせず家庭サービスに勤め続け、

次第に子供たちの心もほぐれていったかに見えました。

しかし、

一年後の妻の命日、自分たちのお母さんと同じように、

お椀に溶かした睡眠薬を飲んで子どもたちは自殺をしてしまったのです。

その遺書には、「父は自分たちの遺体に触れないでください」と。

この遺書を見た時の上野正彦先生のやりきれなさは相当だったでしょう。

父親がどれだけ家庭を顧みなかったのか、

母親は何故子供たちを守れなかったのか、

鬱病だったとしたら、他に頼れる人はいなかったのか、

色々考えてしまいます。

老人は自殺か?

ある老人の検死をしていました。

その老人は息子夫婦と同居していましたが、あるとき首を吊り、自ら命を絶ちました。

自殺の原因について息子夫婦は、

「幸せに暮らしていたはずですから動機はわかりません」と言います。

そして、日頃から神経痛が痛いといっていたから病苦でしょうと持ち出す。

嘘です。

70年80年と人生の荒波を乗り越えてきた人が、そんな薄弱な理由で自殺などしません。

高齢になると第一線から退き、収入の減少に加え、身体機能の低下もあって、
家族の重荷となり疎外される。

息子夫婦は日頃から親を負担に感じていました。

つらく当たっていたことも想像に難くありません。

信頼する身内から厄介者とされ、疎まれる。

それが老人にとっては耐えられない孤独でした。

ところが死の直前に記された遺書には「長らくお世話になりました」

と一行あるだけで、息子夫婦への恨みつらみは一言も書かれていません。

「立派な遺書」ですね、と上野正彦先生が呟くと、

息子は事実を隠したことを反省したのか、涙を浮かべながら無言のまま頭を下げたそうです。

上野正彦先生は、

家族の温かさ、思いやりがあれば老人は自殺しなかったと語っています。

上野正彦先生は自殺について、

法医学者は、さまざまな理由で亡くなった人たちの代弁者でもあります。
死体は自ら口を開いて語ることはできませんが、
解剖を通して死体と向き合っていると

「私は自殺とされていますが、
本当は死ぬしかないところまで追い詰められたのです。
どうかこの無念をわかってください」

と語りかけてくる言葉が聞こえるのです。
なぜ自殺するまで、誰も救いの手を差し伸べられなかったのか。

とくにいじめや虐待などで亡くなった子どもの死体を前にすると、
そうした怒りがふつふつと沸いてきたものです。

と語っています。

自殺は他殺と訴える上野正彦先生。

私も同感です。

上野正彦先生の年収は?

法医学者(監察医)ってどのくらいのお給料がもらえるのか調べてみました。

「医者」といえば、時給1万円ともいわれる高給取り!ですが、

実は医学界で一番お給料が少ないと言われているのが、監察医。

それは、上野正彦先生曰く、

公務員なので公務員としての給料をもらっているだけだから
開業医や勤務医に比べて低い

のだそうです。

医師免許取得後は公務員試験も受けるのだそうです。

公務員だなんて意外でした!

医師の平均年収は約1500万円弱で、

開業医の場合は2500万円程度。

監察医の平均年収は公務員とほぼ変わらないので、700万円程といわれています。

開業医に比べると、3分の一弱なんですね・・。

仕事内容が3K(危険、汚い、臭い)であり、精神的にも病みそうなのに、

お給料は少ない。

それ故に、

監察医を志願する医学生は少ないのだそうです。

上野さんは、

監察医という仕事に生きがいを感じ、誇りを持っていた。

そうで、年収について考えたことはなかったそうです。

上野さんのように仕事に熱意を持っている人しか残らないんですね。

この熱意は無料で診察をされていたお父様譲りなのでしょうか?

上野正彦さんの場合は、

本業の他に著書やメディア出演などの収入も入ってくるので、
そこそこの年収にはなっていると思います。

管理人の予想ですが、

上野正彦さんのお人柄から、

本の印税等は寄付したりしていそうですね。

上野正彦先生の著書はベストセラーにもなったこちら!

以前から、気にしていた先生の本・・少し時間に余裕が出来たので、二冊購入しました。迅速に届き、楽しい読書が出来ました。今は、娘が読み始めています。
色々と、考えさせられました。生きている事・死んでからの事・残された人の事、、、上野先生の視点と、私達の視点、奥が深いと考えさせられました。また、上野先生の本を購入したいと思います。

さらに、こちらも!

 元監察医、上野正彦さんの真髄がここにあります。
「生」とは「死」とは、考えさせられるお勧めの一冊です。

もっと上野正彦さんのこと、
監察医のことを知りたくなったので、是非買って読んでみたいと思います。

ジャンルは違いますが、フライトドクターで救命医の今明秀師医師も素晴らしいです!

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