足の臭いが甘いのは病気の予兆?原因や対策方法と食事との関係は?

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足の臭いが気になるという方は多くとも、

それが甘い匂いだと「糖尿病?」

と気になりますよね?

足の臭いが甘い匂いがするという方は、

糖尿病の可能性もありますが、

糖質制限ダイエットによるケトン臭が

甘い匂いとして感じられている可能性も

あります。

こちらの記事を気になって

読んでくださっている方は、すでに

「足の臭いが甘い」

という自覚が少なからずあるのでしょう。

その原因や対策法などについてお伝えします!

足の臭いの種類は?

「足が臭い!」

その匂いには種類があるというのは、

他人の足の臭いがクサイという経験をした方は、

何となくわかるという人もいるでしょう。

その匂いの種類について、あげてみます。

■「酸っぱいニオイ」

腐ったミルクのような酸味のあるニオイ
汗臭い感じ。

ニオイの元となる発生源の大方は、汗!
ですが、汗は基本的に無臭です。

汗が皮膚の表面でアカや皮脂などと混ざり合い、
それを雑菌が分解することで、
臭いが発生してきます。

腕や顔周りなど、汗をかいたらすぐに拭き取れる
場所ではなく、

足の裏や脇、足の付け根など、蒸れやすいところは、
臭いが発生しやすいところです。

靴下が酸っぱい臭いがするというのは
蒸れやすく、雑菌も繁殖しやすいからなんですね。

■「加齢臭」

いわゆるオヤジクサイ匂いで、
鼻の奥につく比較的キツイ匂い

汗臭い酸っぱさはとは違い、
ワキガに近い少し鼻に残る感じになります。

女性でも女性ホルモンが減少すると、
加齢臭を発します。

加齢臭は、皮脂線の多い上半身からの
発生が多く、耳の裏や胸元・首回り・脇
などが代表的です。

■「納豆のようなニオイ」

足がくさいと言われる代表的なもの。
納豆に近い匂いでむわっとした感じ。

足から発生する納豆のような匂いの
原因は「イソ吉草酸」という臭い成分。

皮膚の常在菌が角層のアミノ酸を分解することで、
生成されるものですが、

納豆にも同じ成分が含まれているため、
納豆臭く感じられるようです。

■「便臭・アンモニアのようなニオイ」

かすかに感じるおしっこ臭い感じや
おなら臭い感じ。

足が疲労し、老廃物質がたまってくると、
血行が悪くなり、体の中から出るアンモニア臭が
発生しやすくなります。

また、

肝臓が疲れてくると、体内のアンモニアが
増加し、汗として排出されます。

疲れてくると、アンモニア臭=疲労臭が
強くなるのはこのためです。

■「甘いニオイ」

腐ったリンゴのような独特のにおい
さわやかな甘さの匂いではない。

糖尿病でケトン体という物質が発生すると、
甘い臭いがしてきます。

インスリンと言うホルモンがうまく
働かないために、ブドウ糖を利用して
エネルギーに出来ないので、

肝臓が中性脂肪を分解して作り出すケトン体を
エネルギー源として合成します。

また、ダイエットなどで、糖分を制限することでも
ケトン体が生成されるので、汗にもケトン体の臭いが
混じり、甘い臭いになります。

これらの臭いの全てを経験された方はいないと思いますが、

足の臭いにはいろいろな臭いがあるんですね。

足の臭いが甘い!原因は?

足の臭いが気になるという方で、

甘い臭いがするというのは、

少ないかもしれませんね。

というのも、先ほどの臭いの種類と原因にも

ありましたが、

ほどんどの場合は、汗や細菌によるものが多く、

また足の臭いが甘いといって

人に相談などはしないので、

耳にすることが少ないのだと思います。

足の臭いが甘い原因は主に二つ!

それぞれについて解説していきます。

①糖尿病

糖尿病によって、

インスリンというホルモンの働きが

悪くなると、

糖質がエネルギーとして使えず、

変わりに肝臓が中性脂肪を分解、

脂肪酸を生成して、ケトン体を作ります。

脂肪酸のままですと、

エネルギーとして使えないのですが、

ケトン体は水に溶ける性質で血液を通じて

細胞に届くので、

糖の代わりのエネルギーとして利用できます。

このケトン体が果物が腐ったような

甘い臭いがするので

糖尿病になった体からでる汗は、甘い臭いがします。

②糖質制限ダイエット

糖質制限ダイエットは、

米、パン、うどん、パスタなどの

糖質の高い主食を断ったり、減らすというもので、

難しいカロリー計算は不要ということで、

人気ですよね。

食事をして血糖値が上がると、

すい臓からインスリンが分泌され、

糖をエネルギーとして筋肉や臓器などに送る一方、

使われなかった糖は中性脂肪となり体に蓄えられます。

血糖値が急に上がると、

インスリンが多量に分泌されるため、

「糖が余っている=
脂肪に変換して溜め込まなければ」

と体が判断してしまうとのこと。

この状態を防ぐために、

糖質制限ダイエットにおいては、

糖質の摂取量を極端に減らし、

血糖値を上げないようにする

ということが重要とされています。

そして、

糖質制限ダイエットで体内のブドウ糖が

不足すると、

体はその代わりのエネルギー源として、

脂肪が分解された「ケトン体」を使い始めます。

脂肪が分解されてできたケトン体が

エネルギーとして使われるため、

効率よく体脂肪が減少するというのが

糖質制限ダイエットですね。

このようにケトン体が生成され、

体からケトン臭が発せられるので、

ダイエットをしている方で、

甘い臭いがしてきたら、

ケトン臭がしているということになります。

足の臭いが甘いことを放置したらどうなる?

自分の足の臭いということに

自分では気づけないことも多いです。

それが臭い問題の難しいところなのですが、

他人に指摘されないとないと自分では

気づけないんですね。

なぜなら、

人はニオイに慣れてしまう特徴があります。

自分のニオイに敏感になりすぎると、

それがストレスになり、

身体の不調をきたしてしまうので、

防衛機能が働くために、

自分の臭いには鈍感になるんですね。

自分では自覚しにくいという

自分の臭いに自ら気が付くということは、

それだけ自分の発している臭いが

スゴイということです。

前述したとおり、

「足の臭いが甘い」という原因には、

糖尿病や過剰なダイエットによる栄養不足が

考えられますので、

この臭いを放置しておくと、

病気の進行や健康障害を引き起こすので、

早い対処が必要でしょう。

自分で自覚できるくらいの臭いが

感じられるようなら、放置せずに、

対策をとるのが賢明です。

また、自分で少し気になるかな?

と思い始めたら、

信頼できる人物(家族や親しい友人)に

ストレートに聞いてみるのもいいでしょう。

あなたのためを思ってきっと正直に

ありのままを伝えてくれると思います。

足の臭いが甘いのは他人にもわかる?

足の臭いというのは、

普段、靴を履いているときには

気にならないことが多いでしょう。

自宅やよそ様の家で靴を脱いで入る際や、

小上がりの飲食店などで靴を脱ぐ場合に、

気が付くことが多いです。

ただ、

加齢臭や納豆クサイ臭いはかなり

キツイ臭いなので、

他人からも気が付かれやすいですが、

足の甘い臭いというのは、

一般的な足の臭いとしては広まっていないですので、

上記の臭いに比べれば、

他人に気づかれることは

少ないでしょう。

実際に数値としてもそれは表れていて、

ニオイには『クサい』とわかる

ボーダーラインである閾値(いきち)と

呼ばれるものがあり、

臭いと認識されるレベルは、

ケトン臭(甘い臭い) 42ppm

イソ吉草酸(納豆臭い)0.000078ppm

※ppmは濃度の単位

https://www.karumoa.co.jp/glossary/a/details_07.html

数値が高いほど、においを感じにくい

と言うことなので、

一般的な臭いよりも、臭いとして感じるのは

少ないでしょう。

ですが、自分で自覚しにくいニオイに

自分で少しでも自覚があれば、

それだけ強い臭いを発していることに

なります。

よそ様はすでにきがついていることも

あるので、早めに対策をとりましょう!

足の臭いが甘い場合の対策法とは?

糖尿病が原因の場合

まず、糖尿病が原因と考えられる場合は、

病院で治療を進めながら、

そのうえで家庭でできることとして、

①食事療法

②運動療法

が推奨されております。

食事の次に大事なこととして

運動があげられているのですが、

有酸素運動が最も適しているとのこと。

運動することで、

・インスリンの働きを高める。

・肥満の解消。

といった効果が期待できますので、

ウオーキングや軽いジョギング・スイミングなど、

無理のない範囲でできるものがよいでしょう。

これらの有酸素運動は、

血中にブドウ糖が筋肉に取り込まれやすく、

血糖値が下がるため、

運動療法として推奨されています。

ダイエットによって甘い臭いがする場合

糖質制限ダイエットにおいても

運動は大事になってきます。

なぜなら、ケトン体を消費できるのは、

脳と筋肉だけだからです。

活動量も減ってしまえば、筋肉は落ち、

カロリー消費はしにくくなり、

かえって痩せにくい体質になってしまいます。

ですので食事に気をつけるのと同時に、

運動を一緒に行っていくことが重要です。

有酸素運動は、運動によって血流がよくなり、

基礎代謝を支える内臓の機能が上がるので、

燃焼力もアップします。

また同時に筋トレも取り入れるといいですね。

食事で気を付けることとは?

ケトン体が増えるとカラダが酸性に傾き、

『ケトーシス』とい状態になります。

カラダは通常弱アルカリ性で、

ケトーシスが起こると代謝が低下します。

それを防ぐのがアルカリ性食品です。

アルカリ性食品とは、

食品そのもののPHではなく、

含まれているミネラルなので、

紛らわしいのですが、

アルカリ性のミネラルは、

ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム

などです。

食品で言えば、

野菜・果物・海藻・きのこ・大豆  です。

ちなみに間違えやすいのは、

「お酢」「梅干し」

これらは酢酸やクエン酸の『酸』が入っているから

酸性といったイメージがありますが、

カラダに吸収されたときに

アルカリ性を与えるミネラルの比率が多いので

食品としては、アルカリ食品です。

また、

腎臓は体内の酸性とアルカリ性のバランスを

適切な状態に保つ役割がありますので、

腎臓のエネルギーとなりやすい

グルタミンをを摂取することも酸性に傾いた

体には適しています。

グルタミンは体内でも生成されますが、

体内だけで作られるグルタミンでは足りないことから、

食品など外部から補う必要があります。

グルタミンを多く含む食品には、

大豆や小麦粉、肉や魚、卵やチーズなどです。

グルタミンは、水や熱に弱く、

酸性食品との組み合わせにより、

グルタミンの成分が壊れてしまうと言う

特徴があるので、

サプリメントなどでの摂取ですと効率的ですね。


そして、糖質制限ダイエットで、

脂肪をエネルギーとしてケトン体作動時には、

腎臓や内臓への負担を軽減させ、

効率よく代謝させるために、水分が必要です。

尿からケトン体を輩出することで、

足の臭いも軽減させることも

期待できるので、

水分は多く摂取するのがよいでしょう。

体の内側からケアすることを優先に、

さらに、

即効性を求めるならば、やはり制汗剤でしょう。

まとめ

足の臭いが甘いのは、

糖尿病や糖質制限ダイエットなどによって、

体にケトン体という物質が作られ、

そのケトン体が甘い臭いを発するからでした。

対策としては、

糖尿病の治療を受け、

食生活や運動をすること、

糖質制限ダイエットによって

甘い臭いがするときは、運動を取り入れつつ、

酸性に傾きがちな体をアルカリ性に保つように、

食事に気を付け、水分を多く摂取しましょう。

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