田上大喜(たがみだいき)さんは蚊の研究のために
自宅で4000匹もの蚊を飼い、
蚊に刺されやすい妹の足から、
高校生の時にスゴイ発見をされて
「科学の芽」賞を受賞!
天才少年といわれていました!
そのレポートの完成度は高く、
蚊に刺されないための対処法や
蚊に刺されやすさによって自分の体質がわかり、
生活習慣の改善に役立つ可能性も秘めているのだとか!
スゴイ実験と論文を書き上げた
田上大喜さんの
高校や大学と
育てたご両親について調べてみました!
田上大喜の経歴や出身などのプロフィールは?
http://hoshiaward.nikkei.co.jp/no2/result.html?id=award_9
生年:1999年
出身:アメリカ(シカゴ)
田上大喜さんは、
お父様の仕事の関係でアメリカ生まれです。
オーストラリアの
Farmhouse Montessori Preschool
Forestville Montessori Schoolを経て、
10歳でシンガポールのISS International Schoolに編入。
Saint Joseph’s Institution International School
に入学。
日常的に行われているテング熱予防のための
蚊撲滅運動で大々的な殺虫剤の散布を間近に見たそうです。
その後、
中学校3年生時に日本に戻ります。
「子供が欲しいプレゼントが映る鏡」
という題名の小説で、
第二回星新一賞ジュニア部門で優秀賞を獲得するなど、
蚊の研究以外でも
才能を発揮していました!
その内容は、
作品の中のT博士はとても頭が良く、
いつも人を助けるための道具を発明している心優しい科学者で、
こんな科学者になりたいなという田上大喜さんの
将来の夢を描いたものだそうです!
まさに夢を実現できそうですね!
田上大喜の中学や高校と大学は?
田上大喜さんは父親の仕事の関係で、
帰国子女として
中学3年生のころに日本に帰国。
日本では、
立命館宇治中学校に編入されています。
高校は京都教育大学附属高校で、
この高校の偏差値は69!
さらに文部科学省から
スーパーサイエンスハイスクールの認定を
受けている高校で、
国際的な科学技術や理科・数学教育を重点的に行う
ハイレベルな教育がされています。
産まれがアメリカで
帰国子女だったのであれば、帰国した直後は、
日本語に苦労したのでは?
と思いましたが、
きっと類まれなる頭脳の持ち主なので
アッという間に慣れたか、
ご両親が教育されていたのでしょうね!
高校時代には、田上大喜さんのことは
知らない人はいないというくらい有名だったようです。
というのも高校時代に蚊の研究で
筑波大学が世界的科学者を育てるために主催する
「第11回『科学の芽』賞」を受賞されています。
ノーベル物理学賞受賞者の
故・朝永振一郎博士の功績を称え、
小・中・高校生の自然や科学への関心と芽を育てる
ことを目的としているこの賞の受賞で、
将来のノーベル賞候補?
と番組で紹介されていました!
2018年の3月には高校を卒業されていると
思いますが、
将来は医学部で人の皮膚について研究したいと
過去のインタビューで答えていましたので、
今現在は浪人などなければ
どこかの大学の医学部に入学されているかもしれません。
マツコの知らない世界に出演時に
明かされるかもしれませんね!
※追記
田上大喜さんは2018年9月に、研究者待遇で
コロンビア大学大学院の医学部脳科学センターである、
ザッカーマン研究所にて
ショウジョウバエの神経幹細胞についての研究をされており、
9月からは、
コロンビア大学で脳科学の研究をされることが
明らかになっています!
しかも理系で上位10名しか選ばれないという
ラビスカラー枠ということで、
世界レベルで優秀じゃないですか!!
番組の中で、田上大喜さんは、
マイクロソフトの創業者で「ビル&メリンダゲイツ財団」
を運営しているビル・ゲイツさんが
自身のブログ「gatesnotes」で公表した
「1年間で最も人間を殺している生物(2015年集計)」
のTOP5を発表されています!
第5位 17,400人 イヌ
第4位 24,200人 スナバエ、ブナなど
第3位 60,000人 ヘビ
第2位 580,000人 人間
第1位 830,000人 蚊
蚊が病気を媒介して、
人間を殺しているというのです!
そこで、田上大喜さんは、
究極の研究目標として、
人の血を吸わない蚊を生み出す研究を掲げていました!
そうすれば蚊によって死亡していた人間との
共存が図れるというのですね!!
マツコさんも、
日本にこんな素晴らしい若者がいることを知って
幸せだと言っていましたが、
田上大喜さんの研究が実現すれば
すごいことですね!!
田上大喜の蚊の研究内容は?
田上大喜さんがそもそも蚊の研究を始めたきっかけは、
妹の千笑(ちえみ)さんがとても蚊に
刺されやすいことが疑問で、
一緒に昆虫採集すると、妹は、田上大喜さんの
3倍も蚊に刺されていたそうです。
その上妹は、
刺されると赤く腫れあがり水ぶくれに
なってしまう蚊のアレルギー体質。
刺された後は必ず保冷剤で冷やしている
妹を蚊から守る方法はないのかと思い、
実験を始めようと思ったのだそうです。
妹思いなんですね!
普通は
「どうしてだろう?」
「体質じゃない?」
・・・・終了。
ですが、
やはり天才は違います。
実験をするためにボウフラから蚊を育て、
実験開始!
ガッテンにすごい高校生が登場。京都の「虫博士」。小学生の時に妹と山へ虫取りに行った時、妹だけが蚊に刺されまくることに疑問を持って蚊の研究を開始。
— rai-chan🐧 (@rai_chee) 2016年8月31日
妹の帽子や衣類など、いろいろ実験した中で、
靴下のニオイに一番蚊が反応するコトを発見します。
↓飼育している蚊には自分の腕を差し出して餌にする。飼育箱に妹の持ち物を次々に入れるも、蚊は無反応。ところが「ある物」を入れると蚊たちが大興奮。針を出して刺そうとする、あちこちで交尾を始める。従来、蚊は一生に一度しか交尾をしないと考えられており、これは世界的大発見。
— rai-chan🐧 (@rai_chee) 2016年8月31日
自然界では、蚊は一生に1度しか交尾を
しないといわれているのに、
妹の靴下の何かに反応し、
何度も交尾が行われたことに気づき、
さらに実験を続行。
においが原因なのかとも思いますが、
足が最もにおうのはお父さんで
妹の足は全くにおわない・・。
でも
家族では妹ばかりが蚊に刺されるという事実。
そこで足の裏の菌を培養します!
↓蚊は妹の「靴下」に反応していた。でも、いろいろな人の靴下を試した結果、刺されやすさと匂いの強さに関係はなかった。足の裏の菌を培養したら、刺されやすい人は金の種類が多いことがわかった。
菌が作り出す微量の物質が蚊を興奮させている。それが何かは…彼が京大とかで研究するのかな— rai-chan🐧 (@rai_chee) 2016年8月31日
すると、妹の足にある「常在菌」の種類が、
兄の田上大喜さんの3倍も多いことが分かります。
また、菌の属性も違い、
刺されやすい妹の足には、
グラム陰性の非芽胞形成好機性桿菌が多く、
田上大喜さんは、
グラム陽性桿菌の種類が多かったとのことで、
メスの蚊は、足がにおう人ではなく
足の常在菌の種類を多く持つ人やその種類によって、
血を吸うか吸わないかが決まるようです!
蚊に刺されない為の対処法は?
田上大喜さんの研究によると、
足をアルコールテッシュで消毒すると、
刺される数が3分の一に減少することや、
蚊が多い場所に行く際は靴下を変えることでも
効果があるそうです!
また万が一刺された時は、
刺され始めの途中で叩くと、
蚊の唾液が体内に入ってしまい、
かゆみが強くなるので、
刺されたときは、最後まで吸わせると、
血液と一緒に唾液も吸収するので、
かゆみが軽減するそうですよ!
田上大喜の父や母と妹は?
大学教授も注目の発見をし、
研究論文として発表する田上大喜さん。
マツコさんも
「どうやったらこんな子に育つの!?」
と感心されていました。
家族は父・母・妹の4人家族と思われます。
父親の転勤がオーストラリアや
シンガポールといった海外であり、
日本に帰国されていることから、
一流企業の優秀な方なのかもしれません。
母親は海外で子育てしなければならず、
いろいろと大変だったでしょうが、
田上大喜さんがとても優秀で
2歳年下の妹の千笑(ちえみ)さんと
仲が良いので、
家庭をしっかりと守っている
優しい方なのでしょう^^