アウト×デラックス出演の
元競輪選手の
後閑信一(ごかんしんいち)さんは、
生涯獲得賞金が12億円超えという
驚きの経歴があります!
「ボス」の愛称でファンから親しまれてきた
後閑信一さんは、1990年のデビュー後は
トントン拍子で競輪のトップランクS級に昇格。
その後も度重なる大けがを乗り越え、
2013年には43歳にしてG1「オールスター」を
制した実績を持つ競輪界のレジェンドです。
今回は、
後閑信一さんの競輪選手としての経歴や
プロフィール、現在の妻や息子、
そして娘などの私生活について、
そして密かに噂されている「乙女な性格」
についても調べてみました!
後閑信一の年齢や学校などのプロフィールは?
生年月日 :1970年5月2日
年齢 :48歳
血液型 :B型
出身地 :群馬県前橋市
出身高校 :前橋育英高校
身長 :176cm
体重 :93kg
後閑信一の経歴は?
後閑信一さんが競輪を始めたきっかけは、
小学校時代までさかのぼるそうです。
友達と放課後に自転車の競争をしていた時に、
友達の変速機のついているタイプの
自転車よりも速く走ったことをきっかけに、
自転車の魅力に惹かれていき、
周囲の勧めもあり競輪選手を
目指すことになったそうです。
周囲も勧めるぐらいなので
当時からかなり速かったのでしょうね。
そして前橋育英高校に進学したことを
きっかけに本格的に自転車競技をはじめ、
国体や全国大会で優勝、
数々の実績をあげていきました。
そしてなんと、高校時代の成績が評価され、
競輪学校に技能免除で合格を果たしています。
技能免除とは、相当な実力者だったのですね。
そんな後閑信一さんは競輪学校時代には
在学5位の好成績で卒業され、
競技デビュー1年目には若鷲賞の上位にランクイン。
強豪揃いの同期と切磋琢磨しながら
実力をつけていきました。
1990年4月にデビューした後閑信一さんは、
中心選手として活躍するものの、
なかなかタイトルがとれず苦戦しましたが、
地道な努力が実を結び、
1996年G2「第8回共同通信社杯」(名古屋)で
ビッグレース初優勝を果たします。
そして,
2005年「第46回競輪祭」(小倉)
2006年「第15回寛仁親王牌」(前橋)
2013年「第56回オールスター」(京王閣)で
3度のG1優勝を経験。
年末のグランプリは5度出場した実績を持ちます。
現役時代は、
通算2158戦551勝
優勝回数は79回
という素晴らしい成績をおさめられました。
ちなみに後閑信一さんは「ボス」の愛称で呼ばれ、
競輪界でもコワモテの選手として
有名だったそうです。
イカツイ顔立ちがどことなく
プロレスラーの蝶野正洋選手に
似ているという噂もありましたが、
実はもともと蝶野選手のファンだった
という後閑信一さんが、
ひげや髪型など全てを真似してきたと
後に明かしています。
そんな後閑信一さんは、
2006年に34歳でG1タイトルを
とった後には、度重なる大けがも経験され、
引退を考えたこともあったと言います。
しかしどうせ競技をやめるなら、
自分に本当に力がないとわかって
やめようと思ったそうです。
自分の限界に挑み続ける後閑信一さんは、
本当にメンタルが強い方
ということがわかりますね。
そして後閑信一さんは、
40歳の時に思い切って競技スタイルを
デビュー当時のものに変えたそうです。
40歳という年齢になって
長年のスタイルを変えるとは、
それまでのプライドもあるでしょうし、
かなり勇気がいるかと思います。
相当な覚悟があってこその
行動だったのでしょう。
当時の後閑信一さんは、
後ろについて走り、
タイミングを見計らって仕掛けていく
スタイルだったそうですが、
風を切って先頭を走るスタイルに戻したそうです。
とはいえベテランの域に達した選手が、
戦法を若いころのように自力型に
変えるのは前例のないことで、
当時かなり話題を呼んだそうです。
しかし後閑信一さんは、
挑まれるほうから挑む側になったことで
すごく気持ちが楽になったと語っています。
そしてそのスタイルが功を奏して、
43歳の時に7年越しのG1獲得を達成。
43歳という年齢でのG1制覇とは、
いかに後閑信一さんが努力を重ねてきたかが伺えますね。
後閑信一の今現在は?
競輪選手として数々の実績を残してきた
後閑信一さんは、
2017年に惜しまれながら
現役を引退されました。
戦術まで変えて43歳で
7年ぶりにG1制覇を達成したという
経歴を持つ後閑信一さんなので、
まだまだ工夫次第で続けられるという
選択肢もあったことでしょう。
しかし後閑信一さんの引退理由に、
多くのファンが涙したと言います。
その引退理由というのが
「気力と体力がG1で優勝を
狙えるものではなくなった」
ということだったそうです。
後閑信一さんは選手として、
常に自分を商品としての
「見せ方」を考えていたそうで、
自分が走れば見にいきたいと
思わせる選手でありたいと考えていたそうです。
https://sportsbull.jp/p/244300/
そのためにも、自分が目を引くレースを
しないといけないという使命感も
持っていたと言います。
しかし自分の体力、
そしてなにより気力の限界を感じたときに、
レースを楽しみに来てくれている
ファンの方たちに無駄なお金を使わせてしまう、
自分がもう商品として
売り物にならないと考えるようになり、
引退を決意したと言います。
自分のためではなくファンのために、
見ごたえのあるレースをしようと
考えていた後閑信一さん。
自分の順位が一番と考える選手が
ほとんどの中、
こうして試合を見に来てくれる
ファンのことを第一に考えられる選手は
少ないでしょうね。
ファンを第一に思う
後閑信一さんらしい考えです。
引退後、後閑信一さんは評論家として
様々なイベントやレースなどで活躍され、
トークショーや後輩の育成にも
携わられています。
そして2018年1月末に報知新聞社と契約し、
スポーツ報知の専属評論家となっています。
後閑信一さんの競輪おける哲学、
競輪道を貫く生き様は今でも多くのファンに
支持されているそうです。
後閑信一の家族の妻や息子と娘の仕事は?
後閑信一さんは、私生活ではご結婚されており、
3人のお子さんがおられます。
後閑信一さんの奥様は一般人ということで
全く情報がありませんでしたが、
どんな方なのか非常に気になるところですね。
そして2007年以降、
群馬県から東京に拠点を移していた後閑信一さん。
家族の生活のためという理由だったそうですが、
実は娘さんを東京の学校に進学させるため
だったそうです。
コワモテの後閑信一さんですが、
実は家族想いのいいお父さんなのですね。
ちなみに後閑信一さんの長女は、
日本競輪学校女子第一期生、
後閑百合亜(ごかんゆりあ)さんで、
2012年に女子選手としてデビューしています。
https://www.daily.co.jp/newsflash/horse/2015/12/11/0008639477.shtml
実は1949年から1964年までは
女子競輪もあったそうですが、
人気が低迷したためその後廃止。
しかし2012年に、
「ガールズケイリン」
として生まれ変わったそうです。
その1期生として後閑百合亜さんは
とても期待されていた存在でしたが、
度重なるケガに苦しみ、
わずか3年で現役を引退。
後閑信一さんの娘としても
注目を集めていた存在でしたが、
ガールズケイリン初の引退者となり、
また違う意味でも有名になってしまいました。
しかし引退後の後閑百合亜さんは、
現在は京王閣のレポーターとして競輪に
携わっておられ、
何度かイベントで後閑信一さんと
後閑百合亜さんは共演も果たしています。
女子競輪の魅力を伝えていく重要な
役割を担っている後閑百合亜さんの、
今後の活躍も期待したいところですね。
後閑信一の乙女な趣味とは?
色黒で迫力満点、Vシネマの主役を
演じてもおかしくない
コワモテの風貌だった後閑信一さんは、
レース参加前に
「某県警の警察官に
職務質問をされたことが何度もあった」
という衝撃のエピソードも後に明かしています。
そして落車で骨折しても
「骨の1本や2本はけがのうちに入らない」
が口癖だった後閑信一さん。
こんなことが言えるとは、
ワイルドでかっこいい存在ですね。
しかし、
そんな後閑信一さんは風貌とは裏腹に、
性格は優しくておちゃめだそうです。
家では7匹の犬と1匹の猫と同居されているそうで、
群馬県内の家には家庭菜園もあると言います。
野菜の種類も、
きゅうりやナス、芽キャベツ、明日葉、ゆずなど
幅広く、
メロンやスイカ、苺などの果物も!
耕運機も購入し、完全無農薬で、
かなり本格的に栽培されています!
あのコワモテの後閑信一さんが、
犬や猫と戯れている姿など、
想像できないですよね。
ご近所に行けば、
後閑信一さんが犬の散歩をしている姿が
見られるのでしょうか。
見てみたい気もしますね^^
そして家庭菜園もあるとは、
なんとも意外な気もします。
競輪のイベントで後閑信一さんの
手作り野菜を手に入れることも
できるようです。
(今年は2018年10月27~30日で終了)
しかしそんなコワモテの後閑信一さんですが、
とても礼儀正しく謙虚で、
どんなに若い記者でも丁寧に対応する
素敵な方だそうです。
そのギャップが人気の秘訣なのでしょうね。
http://blog.keiokaku.com/gokan/2015/02/?p=2
このようなスイーツを奥様から頂いて、
「花びら一枚一枚が丁寧に作られていて食べるのが勿体ない…」
という後閑信一さん。
外見からは想像できませんね^^
まとめ
前橋育英高校時代に既に
全国トップレベルの技術を持ち、
競輪学校に技能試験免除で入学したという
経歴を持つ元競輪選手の後閑信一さんは、
度重なるケガに悩まされながらも努力を続け、
数々のタイトルを獲得されてきました。
そして43歳にして再びG1制覇を果たし、
競輪界のレジェンドとも言える後閑信一さんは、
2017年に惜しまれながらも現役を引退され、
その後は評論家として活躍されています。
そして後閑信一さんの長女、
後閑百合亜さんも女子競輪選手として活躍し、
お互いに現役を引退された後は
イベントで共演も果たしています。
コワモテの風貌ながらも犬や猫を飼っていたり、
家庭菜園をしていたりとなかなか乙女な
部分もある後閑信一さんの
今後の活躍も期待したいところですね。