激レアさんに出演の口笛世界チャンピオンの
ギマさんこと儀間太久実(ぎまたくみ)さんは、
天才口笛奏者です!
何でも口笛が好き過ぎて、
ベートーベン並みの苦悩があったのだとか!
何にしても人より優れ過ぎていると
悩みも出てくるものなのですね~。
口笛の世界チャンピョンになった
儀間太久実さんの
経歴や家族と獲得賞金や、
コンサート情報などについて
調べてみました!
目次
儀間太久実(ぎまたくみ)の年齢などのプロフィールは?
生年月日:1988年2月25日 –
年齢 :30歳
出身 :大阪府大阪狭山市出身
高校 :大阪府立金剛高等学校
大学 :関西学院大学総合政策学部総合政策学科卒業
「儀間」という名字はあまり見かけませんが、
沖縄にルーツがあって、
沖縄県で多い名字なんだそうですね。
調べてみたら、
儀間太久実さんの祖父は沖縄県出身の
版画・絵本作家の儀間比呂志さん。
沖縄の文化や戦争を描いた絵本作家さんで、
2009年には、
ロックバンドMONGOL800と詩画集
『琉球愛歌』を出版されたり、
2003年に那覇空港駅に作品がステンドグラスに
なるというビッグなアーティスト!
儀間太久実さんは方向は違えど、
アーティスティックなところは
おじい様の血なのでしょう。
ちなみにお母様も
歌謡教室で歌を習っているようで、
その音楽教室で儀間太久実さんが演奏したことも
あるようですね^^
儀間太久実の経歴や苦悩とは?
儀間太久実のお家は、5人家族。
両親と兄が二人で男三人兄弟の末っ子が太久実さん。
口笛との出逢いは10歳の時、
お兄さんのタカシさんが吹いた口笛を聴いて
衝撃を受けたとのこと。
体の一部からリコーダーのような
楽器の音がでる!!
もの凄くかっこいい!と思った
儀間太久実(ぎまたくみ)さんは、それから3日くらいで
吹けるようになります。
さらに、
練習する⇒うまくなる⇒楽しくなる⇒練習する・・・
の好循環が出来上がり、どんどんいろんな曲が
吹けるように!
しかし楽しすぎて、
だんだんと中毒症状のような状態に
なってきます。
なんと、授業中45分間口笛が吹けないことが
ストレスで、
学校の授業中はずっと我慢し、
チャイムが鳴ると同時にすぐに口笛!
周りから「うるさい」と言われても
止めることはなく、一日中吹いていたというので、
タバコの禁断症状のような状態に近かったのだとか!
そんな口笛大好き少年の
儀間太久実さんは、
中学・高校になると、休み時間に
口笛をリクエストされ、披露して喜んでもらうことが
嬉しかったといいます。
口笛に換算した時間は誇張ではなく、
宇宙で一番長かったというくらい
口笛を吹いていた儀間太久実さんですが、
口笛を職業としてやっていこうとは
思っていなかったといいます。
ところが、
高校三年生の時に中学の担任の先生から
送られた手紙に、
「日本で初めて口笛のコンクールが開催されるから、
儀間くん口笛好きやったからぜひ出て欲しいです。」
と書かれており、
「第1回全日本口笛音楽コンクール」の
出場を決めたことで、世界が変わり始めます。
出場した儀間太久実さんは2位に!
2007年、世界中の口笛奏者が集まる
第34回 インターナショナル・ウィスラーズ・
コンベンション(ティーンカテゴリー)では、
ポピュラー・クラシック部門共に1位を獲得し、
19歳だった儀間太久実さんは、
10代の部で日本人初の総合優勝!
20代以降の部はやはりレベルが高かったようですので、
ここでの優勝は大きかったでしょう。
20代以降の部で2位とか3位よりも
やはり「優勝」のほうが
マスコミの取り上げられ方が違うと思います。
その世界大会の時は
「トルコ行進曲」を演奏されているのですが、
本当に口笛なの??というくらい素晴らしい演奏です!
国際大会で優勝したのがきっかけで、
帰国後メディア等に出る機会が増え、
大学は休学して、今しかできない
演奏や取材の仕事を次々とこなしていった
儀間太久実さん。
結果3回留年して、大学を卒業するのに
6年半かかったそうです。
口笛を吹くだけで幸せで、楽しく、
人を喜ばせる事が幸せだった儀間太久実さんでしたが、
口笛が仕事としてやっているうちに、
口笛は“うまく吹かなければならない”ものになり、
口笛自体が嫌になり、
口笛を吹く事に対して喜びが見出せなくなって、
辞めてしまおうと思うようになっていきました。
聞く人を喜ばせる為に努力もし、
絶対に演奏を成功させる、
というのが“音楽のプロ”。
しかし、このころの
儀間太久実さんにはそんな気持ちは全く無く、
良い演奏をしようが、それなりの演奏をしようが、
もらえるギャラは一緒ならば、
割の良いバイトと思い、最低限の練習で、
乗り切れば良い・・・・。
と思うようになっていたそうです。
本当はこんなことはダメと分かっているけれど、
お金も必要・・・。
そんな自分が嫌で口笛を辞めてラーメン屋になろうと
思い始めます。
しかし、
プロのミュージシャンや音大生と一緒に
演奏していく中で、
全然ついていけなかったことから、
とてつもなく悔しい思いを感じ、
口笛を「ただの口笛」で終わらず、
ひとつの立派な音楽として、
ピアノやヴァイオリンと同じ土俵、
で勝負していけるようなものにしたい、
という気持ちになります。
またそういう熱い気持ちになれるのは
やはり口笛しかないことに気づき、
口笛を吹く事を仕事として捉え過ぎたことで
苦しくなっていた時期を越え、
自分にしかできないと思える口笛と
もう一度向き合うことができるように
なりました!
世界チャンピオンになったことで、
ちょっと調子に乗っていた時期がありましたが、
今では口笛をもっと世間に知ってもらおうと
活動されており、
Newsweekでは
「世界が尊敬する日本人」100人の中
にも選ばれています。
儀間太久実は口笛世界チャンピョンで年収は?
口笛の世界大会は大きく3つ
①The World Whistlers Convention
2016年に初めて日本で開催された国際口笛大会。
口笛奏者の国際的会合としての色合いも強い。
②The MASTERS of Musical Whistling
2015年に初めてアメリカで開催された
国際口笛大会。
バックバンドとともにライブ形式で口笛演奏
が行われる部門がある。
➂おおさか国際くちぶえ音楽コンクール
NPO法人日本口笛音楽協会が隔年で
実施している大会。
口笛日本〇位といえば一般に
このコンクールのことを指すそうです。
ちなみに儀間さんが出場した大会は2014年で
長い歴史に幕を下ろしています。
各大会の賞金を調べましたが、
賞金に関しての記述が‥‥ない!
まだまだマイナー故なのでしょうか?
口笛の賞金で食べていけるわけではなく、
大会の称号を得て、
コンサートやCDを出したり、
口笛教室を開いてレッスン料から
収入を得ているようです。
儀間太久実さんの活躍で
もっとポピュラー音楽になれればいいですね^^
儀間太久実の口笛動画がスゴイ!
国際口笛大会で日本人初の総合優勝を
果たした儀間太久実さんは、
どれだけ譜割りが細かく早くても
決して雑になあるわけではなく、
音程もブレないのがスゴイところ!
ただ テクニックがすばらしいだけではなく、
音楽性がとっても素晴らしいと評判で、
3オクターブの音域を持つ儀間太久実さんの
口笛は、口笛の概念をくつがえす音楽芸術と評されています!
儀間太久実のコンサートはいつ?
儀間太久実さんは
ワンコインコンサートシリーズと言う
コンサートを開催されています。
直近では2018年10月5日(金)に開催されますが、
すでに完売だそうです!
次回のコンサート情報などはまだ未定のようですが、
ブログで告知されているようなので
興味のある方はチェックされてみて下さい^^
ちなみに、
2017年4月から、
NHK文化センター神戸で口笛教室で講師
として活動されているようです。
世界チャンピオンから直接レッスンを
受けてみたい方は是非!