俵静夫(トド漁師)の年収や家族と跡継ぎは?伝統漁法や生い立ちは?

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2018年2月26日放送の

世界の村のどエライさん【極寒の海!83歳猟師VS海のギャング▽厳選日本島SP】」

に出演するトド漁師の俵静夫さん。

トドから礼文島の漁業被害を防ぐために、奮闘されています!

過去には情熱大陸にも出演されていましたね!

83歳でいまだ現役の漁師の俵静夫さんとは、どんな方なのでしょうか?

俵静夫さんの生い立ちプロフィールは?

俵静夫

名前  :俵 静夫(たわら しずお)
生年月日:1935年 83歳
出身地 :北海道

俵静夫さんが漁をしている礼文島は、

2018年1月現在で、人口2,591人、世帯数1,306戸で、

主に観光と漁業で盛り立てている島です。

海産物獲れたて新鮮でとっても美味しいそうですよ!

俵静夫さんは、9人兄弟の長男です。

生まれは、礼文島の近くの海驢島(とどじま)です。

現在は無人島になっているようですね!

18歳で自分の船を買い独立した俵静夫さんは、

父親の影響で29歳のときトド猟をはじめたそうです。

83歳になった今も

「トドを取らせたら右に出るものはいない」

と言われるほどの腕前なのだそうです。

「やっていない漁はない」と豪語するほど地元の海を知り尽くし、

東京農大や北海道水産試験場などの研究を手伝うこともある海の男です!

トドによる漁業被害

俵静夫さんは、4月から10月は、普通の漁師と同じように、
魚貝や海藻をとって、暮らしを支えています。

しかし、冬場の11月から3月になると、トドを仕留めるための猟師になります。

トドはアシカ科の最大種の動物で、オスで1000㌔ メスで305㌔ぐらいです。

体が大きいので食べ物も大食漢になり、ニシンなどの魚や、魚具を破壊したりと、
魚業被害が近年ではひどくなっているようです。

なんと北海道だけでも、
年間17億円(2015年水産庁の発表)の被害があるそうです。

北海道のトド被害は年々増加傾向にあるようで、

平成元年度の約3億8千万円から24年度は約16億円と4倍以上に拡大し、深刻化しています。

トド漁自体は3000年も前からされていました。

肉や脂、皮を利用するために、生活に欠かせない生き物だったのです。

しかし、経済は成長し、現在の生活では、安くておいしいものは簡単に手に入りますから、

トドの需要は無くなっていきました。

トドは、タラの白子が大好物で、
底辺にいるタラをみずから潜って食べず、

漁師が網で引き上げていく瞬間を狙って、網を食い破って白子だけ食べるそうです!

食い破った網の穴からタラは逃げ、網の修理の手間がかかる・・・。

しかも大食いで、体重800㎏のトドなら、1日50kgもの魚を食べるのだそうです!

日本周辺(主に北海道)には6000頭ものトドがいるそうですから、

ものすごい数の魚がトドによって食べられてしまうのだそうです!

これが海のギャングと呼ばれる所以ですね!!

俵静夫さんの伝統漁法とは?

俵静夫さんは、

獲物を探して船を操り、追い詰め仕留めるといいう一連の動作を全てひとりでこなしています。

しかも、岩場に停まるトドでなく、

水中を逃げるトドを狙う難易度の高い水撃ちを得意としているそうです!

この方法は縄文時代から続いている方法だそうですね!

ちなみにトド肉は、

野菜や味噌と共に煮込むトド汁や、

カレーの具材として食べられているようです。

冬場のトド猟師としての俵さんの役目は、漁業で生計を立って、海の自然と暮らす
礼文島の人たちのための調整役なんだそうです。

そんな俵さんに後継者はいるのでしょうか?

俵静夫さんの家族は?後継者は?

俵静夫さんは一般人なので、詳しい家族の情報はありませんが、

もしかしたら、番組の中で触れられるかもしれませんね。

しかし、

「最後のトド漁師」と言われておりますので、

結婚して子供がいないのか、

子供はいるけど後を継がなかったのか・・・。

北海道の真冬は最高気温が0度を越えませんから、

船の上で風邪が吹けば、体感温度はもっと下がるでしょう。

終日0度から気温が上がらない真冬日が日常的である厳しい冬の海で

トドの猟をするということがどれだけ大変なことか・・・。

俵 静夫さんが「最後のトド猟師」と呼ばれる意味がわかる気がします。

しかし、

礼文島には射撃の教習をうけられる場所もあるそうです。

何かをきっかけに
俵さんに続くトド猟師は出てくる可能性もあるかもしれませんね^^

俵静夫さんの年収は?

トドのような害獣駆除で
市役所からもらえるのは、月7万円ぐらいだそうです。

11月から3月の5か月間で7万円×5か月=35万円です。

厳しい寒さの中、5か月働いて、35万円って少なくないですか?

ほとんどボランティアじゃないですか!

これに加えて、夏場の漁の収入が加わります。

一般的な漁師には、遠洋と近海の違いがあって、

俵静夫さんのような近海漁業の漁師の年収は、

年収200万円から400万円だそうです。

ですので、合わせると、年収235万~435万円くらいと予想されます。

80歳を超えてなお、トド漁師を続けている俵静夫さんは、

お金とは関係ない所で、

礼文島の漁業と島の住人のを守る使命感で続けているのではないでしょうか?

ちなみに、

静岡県大間のマグロ漁師の場合、
100㎏越えのマグロを釣ると、高値で取引されるようですね!

大物がとれた時の収入は大きいみたいですね!

大人気番組「マグロに賭けた男たち」出演!

大間マグロ漁師山本秀勝さんの記事はこちら!

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