女子57kg級の富沢佳奈さんが、
2018年グランドスラム柔道に出場!
富沢佳奈さんは全日本ジュニアで優勝、
世界ジュニアで銅メダルの実績を持ち、
日本の新エースとして期待されている存在です。
今回はそんな富沢佳奈さんの高校や大学、
身長などの基本的なプロフィールや
柔道の経歴や成績、
そして家族についても調べてみました。
富沢佳奈の年齢や出身などのプロフィールは?
http://www.ejudo.info/newstopics/002484.html
生年月日:1999年7月6日
年齢 :19歳
身長 :161cm
血液型 :O型
階級 :57㎏級
段位 :初段
組み手 :右
得意技 :内股
出身高校:埼玉栄高校
大学 :東海大学
現在東海大学に在学中の富沢佳奈選手。
柔道部役員の師範には、
柔道にそれほど詳しくなくとも、誰もが
耳にしたことがある山下泰裕さんが就任されています。
また、男子副監督には、
シドニーオリンピック男子100㎏級金メダリストで、
全日本代表監督でもある、
井上康生さんも在籍されています。
東海大学は、柔道の常勝軍団といわれるほど、
名門校なんですね!
そのような環境で練習されている
富田佳奈選手ですから、
期待されるのも当然ですね^^
富沢佳奈の柔道経歴は?
富沢佳奈さんは5歳の時に柔道をはじめました。
順調に力をつけていった富沢佳奈さんは、
小学校5年生の時には
全国小学生学年別柔道大会40kg級で5位、
6年生の時には45kg級に出場して
3位という成績を残します。
中学2年の時には
全国中学校柔道大会52kg級決勝で
惜しくも敗れ2位でしたが、
3年生の時には見事優勝を果たしました。
埼玉栄高校へ進むと、
1年の時に
17歳以下のチャンピオンを決める
全日本カデの決勝で優勝!
世界カデにおいても初戦で
優勢勝ちした以外は全て一本勝ち
で優勝という素晴らしい成績をおさめました。
このようにジュニア世代では
圧倒的な強さを誇る富沢佳奈さんですが、
シニアデビュー戦となった
講道館杯でも高校1年ながら3位となり、
一躍有名になりました。
しかし2017年3月に52kg級の連覇に挑んだ
全国高等学校柔道選手権大会で、
まさかの3回戦敗退を喫し、
試行錯誤をした結果、
階級を上げる決断をした富沢佳奈さん。
階級を上げるには体づくりも必要ですし、
もちろん柔道の感覚も変わるので、
かなりの葛藤があったに違いありません。
しかしその後も地道に努力を続け、
全国高校総体(インターハイ)では
見事に優勝を飾り、
57kg級で全日本柔道連盟の
C強化指定にも選出されました。
その後も富沢佳奈さんは
2018年全日本ジュニア優勝、
2018年世界ジュニア銅メダル、
2018年講道館杯優勝
という素晴らしい成績をおさめており、
57㎏級のエースとして期待を寄せている存在です。
ちなみに2016年の
全国高校選手権52㎏級決勝の動画がこちらです。
決勝で決めた大内刈から小内刈の
コンビネーションは
「狙ったわけではない」とのこと。
足技から入れ、との先生のアドバイスを
意識していたのみだそうですが、
それも勝負勘の良さや技術の高さがあってこそ
実行できることでしょう。
ベースとなる地力が他の選手の一段上を行っていることの
証でしょうね。
決まった技の技術というよりは、
その状況を作るに至った地力の高さが際立つ試合でした。
そして2017年のインターハイ57㎏級決勝の動画がこちらです。
階級をあげた富沢佳奈さんですが、
動きのキレは抜群ですね。
特に2017年のインターハイは
お互いなかなか技が決まらず一進一退の大接戦でしたが、
最後は富沢佳奈さんの右大外刈りが決まり、
見事優勝!
得意技は内股ですが、
この大外刈りも素晴らしかったですね。
一瞬の隙をついて技を仕掛ける
富沢佳奈さんの判断力は素晴らしいの一言に尽きます。
そんな富沢佳奈さんは
来年の世界選手権選考会となった
2018年11月の日本選手権で見事初優勝を果たし、
2018年グランドスラム柔道57kg級の
日本代表に選ばれています。
ここで優勝すれば来年の世界選手権に内定が決定し、
2020年の東京オリンピックにも
一気に近づく大事な試合です。
試合の模様は11月23日~25日まで
テレビ東京で放送されているので、
ご覧になってみてはいかがでしょうか。
ちなみに女子57kg級は
ロンドン五輪女王の松本薫さんが
長らくトップに君臨し続けてきた階級です。
今年の日本選手権で松本薫さんは
残念ながら1回戦で敗退しており、
東京オリンピックが絶望的となったことでも
話題を呼びました。
そして富沢佳奈さんは新たなエースとして
大きく期待されている存在です。
女子57kg級の試合は11月24日に行われるので、
富沢佳奈さんがどんな活躍を
見せてくれるのか楽しみですね。
柔道が大好きで休みの日にも
道場に行って練習しているという
努力家の富沢佳奈選手。
2020年東京五輪について、
「目の前のことをしっかりやっていきたいです。」
というコメントからも、
コツコツと実直に地に足のついた練習を
されている様子がうかがえますね^^
富沢佳奈の父や母、兄弟などはいる?
富沢佳奈さんの家族に関する情報は、
少なかったのですが、
富沢佳奈さんのお父様は、
以前、久喜工業高校の教師で、
今現在は、春日部工業高校に赴任され、
柔道部顧問もお務めです。
https://blogs.yahoo.co.jp/astjt_koike/37122304.html
また、富沢佳奈さんには兄の富沢祐一さんがいて、
柔道の全中チャンピオンだそうです。
2015年、東海大学付属相模高校を卒業し、
現在は、東海大学体育会柔道部の女子コーチを
務めていらっしゃいます。
http://www.tokai-judo.com/staff/#m_coach
富沢佳奈さんは東海大学に在学されていますので、
兄からアドバイスをもらったり
するのでしょうか?
きっと試合にはご家族も応援に来ているかと思うので、
いつかテレビに映る日も来るかもしれません。
その日を楽しみにしたいですね。
まとめ
ジュニア時代から柔道界で
圧倒的な強さを誇る富沢佳奈さんは、
世界ジュニアで優勝経験もある
素晴らしい選手です。
高校2年生の時に階級を
52㎏級から57kg級にあげ、
大学生になった今も日本選手権で優勝するなど、
世界的にも注目される存在の富沢佳奈さんですが、
2018年グランドスラム柔道57kg級の
日本代表にも選ばれています。
試合の模様は11月23日~25日まで
テレビ東京で放送されており、
富沢佳奈さんの出場する57kg級は
11月24日に試合が行われるようです。
勝てば来年の世界選手権内定が決まる
世界のワールドツアー最高峰の試合であり、
東京オリンピックに生き残りをかけた
大事な試合でもあるグランドスラム柔道。
富沢佳奈さんがどんな活躍をするのか楽しみですね。