金戸凛さんは、女子飛び込みの選手で、
兄や姉、父親や母親、はたまた祖父母も
飛び込み選手という飛び込み一家です!
その家庭環境から、
「気が付くと飛び込んでいた」
という金戸凛さん。
2017年2月の国際大会派遣選手選考会で
史上最年少優勝という快挙を成し遂げています!
目指すは親子3代での
オリンピック出場ということで、
飛び込み競技では大変注目されている選手です!
目次
金戸凛の年齢や中学・高校などのプロフィールは?
生年月日:2003年7月3日
年齢 :15歳
出身 :埼玉県
中学 :日出中学
高校 :これから進学
所属 :セントラルスポーツ
金戸凛さんは、
現在東京都にある日出中学に通っています。
2019年度には、高校に進学しますが、
中高一貫校であるので、日出高校に進学すると
思われますね。
日出高校はスポーツコースがありますし、
何より、母親の金戸幸さんが日出高校の体育教師!
姉や兄も日出高校なので同じ学校に通うことに
なるでしょう。
金戸凛さんの姉や兄については後程詳しく
お伝えしますね。
金戸凛の身長や体重は?
金戸凛さんは、現在15歳の中学三年生。
※()は中三女子の平均
身長150㎝(156.5cm)
体重40kg(50.0kg)
平均よりも小柄ですね^^
だいたい中学一年生くらいの体格のようです。
女子の成長ピークは一般的に
11歳頃といわれているので、
今後急激に身長が高くなることは
なさそうですが、あと数センチは伸びるでしょう。
ちなみに飛び込み競技のことですが・・・。
【飛び板飛び込み】
(1メートル、3メートル)
【高飛び込み】
(5メートル、7・5メートル、10メートル)
男子は6回、女子は5回の試技で、
全て違う演技を行い合計点を競う。
水しぶきを上げない入水は点数が高い。
前飛びや後ろ飛びなど飛び出し方は6種類。
空中フォームは伸び型、えび型など4つあり、
組み合わせて競技に臨む。
なんとなく小柄な方が回転しやすそうですが、
体格がよければダイナミックさで見栄えがするのでしょうか?
いずれにしても入水が大事なんですね!
金戸凛さんは、
上手くいった時はスパッと入水できるのに対し、
失敗した時は、入水時に身体の痛みを感じ、
ダメージが大きいと語っていました。
上手に入水できなければケガのリスクが
高くなるんですね。
入水時も指を伸ばすものだと思っていましたが、
突き指しないように手を組んで入水されるんですって!
・・・知らなかった!
シニアの高飛び込みは
10メートルの高さからということで、
かなり高いので、さすがに少し怖いところは
あるという金戸凛さん。
演技はわずか1・8秒くらいだそうですが、
恐怖心を乗り越えて演技する集中力はさすがですね^^
金戸凛の飛び込みの経歴や成績は?
金戸凛さんは、
飛び込み一家に生まれています。
■金戸俊介(父方の祖父)
ローマオリンピック代表
東京オリンピック代表
■金戸恵太(父)
■金戸(元渕)幸
ソウルオリンピック代表
バルセロナオリンピック代表
アトランタオリンピック代表
■金戸華(姉)
■金戸快(兄)
姉や兄も高飛び込み選手!
スゴイ一家ですね~。
そんな家庭に生まれた金戸凛さんなので、
小さいころからプールの側で遊んでいて、
小学校1年生から飛び込みのプールに入ることが
出来るので、1mの高さのジャンプ台から
始め、
気づいたときには選手になっていたそうです(笑)
クラシックバレエも習っていたそうですが、
やはり血筋なのか、飛び込みのほうが
好きで続けているのだそうです。
このバレエのおかげか、足首の柔軟性が
あり、足の甲からまがるんだとか!
そして、足の指が最後まで真っすぐ伸びていると
採点の印象が変わるので有利なのだとか!
姉兄やご両親もこの足首の柔軟性は無いので、
生まれ持った才能でしょうね!
また、努力もすごいです!
埼玉県出身で、5時半に起床し、
東京都の学校までバスで1時間かけて登校。
16時30分に学校が終わると、
そのまま父親の金戸ダイビングクラブへ直行。
毎日練習漬けの為、遊ぶ時間はないそうで、
夕食もバスの中・・。
帰宅は22:00だそうです。
練習や試合などでなかなか学校には行けない
ようで、たまに学校に行くと、
ひさしぶり~と言われるそうです。
普通の中学生に比べてかなりハードな
スケジュールをこなしている金戸凛さん。
才能や練習のたまもので
結果を残してきています!
小学5年の14年8月に
「全国少年少女水泳競技大会」女子飛び込みで初優勝!
2015年のアジアエージグループ選手権で
飛び板2種目と高飛び込みで3冠!
小学生から中学生になり、筋力が付き始め、
大会でさらに実績を残していきます。
中学1年生になった2016年、
全国中学の
3m飛び板飛び込み、
高飛び込みの2冠!
2017年2月、国際大会派遣選手選考会では、
リオデジャネイロ五輪代表の板橋美波選手を
3m飛び板飛び込みで破り、
シニア全国大会での初優勝!!
オリンピック選手に中学生が勝ったことで、
2020年東京五輪はもちろんのこと、
その後の飛び込み界を支える逸材として注目を集めています!
とはいえまだまだ中学生なので、
普通におしゃべりをしたり、
インスタをやっている時が楽しいのだそうで、
忙しいなかでも、普通の女の子の楽しみも
見つけているようです^^
金戸凛の強さとは?
現在は
「有望アスリート海外強化支援選手」として、
シドニーが拠点で、一年の3分の1
くらいはシドニーに遠征されている金戸凛さん。
その実績は練習のみならず、
精神的な強さも関係ありそうです。
「よく三代目って言われますが、あまり気にしない。
家族がオリンピックに出たからといって
自分も出られるわけではないので、
頑張っていきたい」
家族がすごいとプレッシャーも大きくなりそうですが、
金戸凛さんは、しっかりと
自分の事を見つめていますね。
「ひとつ演技が終わったら、
すぐに次の演技のことを考えます。
演技を振り返るのは、
試合が全部終わった後に反省をすれば良いので、
試合中は目の前の1本に集中するようにするんです。」
失敗した時は人間つい今起きたことを
考えてしまい、次の一歩が踏み出せないことが
多いですが、
金戸凛さんは、すぐに気持ちを
切り替えられるメンタルの強さがあります!
この辺りは見習いたいところですね。
五輪に向けて、取材なども増えていますが、
金戸凛さんは自分をしっかりと持っています。
「オリンピックよりも、日々そのときの練習を
しっかり頑張ることがいちばん将来に
つながることだと思っています。
先のことよりも、五輪に出るまでにもっと
大切なことがあると思うので、
今を大切に練習しています。」
なんとしっかりした中学生なんでしょうね!
家族が飛び込み一家で自分も注目されているなか、
日々の練習が未来につながることをしっかりと理解
されているんですね!
これはご両親の教育もあるのでしょうね!
本当に素晴らしい一家ですね^^
金戸凛の祖父母や父親と母親がスゴイ!
金戸凛さんの家族もスゴイということで、
金戸家まとめを作ってみました!
祖父:金戸 俊介
1960年 ローマオリンピック:
飛板飛込み23位
高飛込み10位
1964年 東京オリンピック:
飛板飛込み24位
高飛込み11位
引退後、
1992年 バルセロナオリンピック:
日本選手団コーチとして出場
二回もオリンピックに出場されているんですね!
引退後もコーチをされていたそうです。
祖母:金戸久美子さん(旧姓:渡辺)
1960年 ローマオリンピック:出場
1964年 東京オリンピック:出場
祖母もオリンピック2大会連続出場です!
父:金戸恵太さん
生年月日:1967年4月29日
高校 :日大豊山高校
大学 :日本大学卒業。
当時の所属:ミキハウス
1988年 ソウルオリンピック:出場
1992年 バルセロナオリンピック:
男子高飛び込み 8位入賞
1996年 アトランタオリンピック:出場
2004年 アテネオリンピック:
日本選手団コーチとして出場
なんと3大会連続でオリンピックに出場!
現在は KANETO Diving Clubで
指導者として活動されています。
母:金戸幸さん(旧姓:元渕)
生年月日:1968年12月23日
大学 :天理大学
過去のチーム:天理ダイビングクラブ
1988年 ソウルオリンピック:
高飛び込み15位
飛び板飛び込み16位
1992年 バルセロナオリンピック:
高飛び込み26位
飛び板飛び込み11位
1996年 アトランタオリンピック:
3m飛び板飛び込み6位入賞
日出高校の体育教師としての活動と、
旦那さんの金戸ダイビングクラブで
選手の育成をしているようです。
過去にはキリンラガービールのCMにも
出演されていたようですね!
そして祖父母やご両親のみならず、
金戸凛さんの兄や姉も飛び込みをしています。
金戸凛の姉や兄もスゴイ!
姉:金戸華
生年月日:1998年8月20日
年齢 :20歳
中学 :日出中学
高校 :日出高校
大学 :日本大学
日本オリンピック委員会が運営する
「JOCエリートアカデミー」に在籍。
中学1年生で日本選手権に出場すると、
史上最年少で決勝に進出!
2013年、カナダで行われた国際招待試合の
年齢別3m板飛び込みで優勝。
兄:金戸快
生年月日:不明
年齢 :17歳
中学 :日出中学
高校 :日出高校
おにいさんについての情報はまだ
少ないようです。
分かり次第追記します!
まとめ
家族が飛び込み一家で、飛び込みのことに
関する技術的なことはすぐに聞けることは、
とても心強いですね!
また、選手だったご両親だからこそ、
金戸凛さんの気持ちが理解できることも
多いでしょう。
勉強や飛び込みの練習で忙しくても、
飛び込み自体が嫌になったことが無いという
金戸凛さん。
試合の後もしっかりと分析する冷静さと、
パワフルに練習や生活をこなしていく
バイタリティーで、
東京オリンピック出場、
そしてメダルにも期待がかかりますね^^