京セラ陸上部の山之内みなみ選手は、
実業団の女子駅伝チームの名門、
京セラ陸上部期待のホープです!
クイーンズ駅伝での活躍も期待されている
山之内選手の身長や陸上の経歴やベスト記録、
指導者などについてしらべてみました!
目次
山ノ内みなみ選手の出身高校や年齢などのプロフィール
https://fr-fr.facebook.com/kyocera.jp/?fref=nf
出身地:福島県
生年月日:1992年12月21日
年齢:25歳
身長:171cm
郡山萌世高校→京セラ(2017年入社)
山ノ内みなみ選手の身長は?
山ノ内みなみ選手の身長は171cmとなっています。
京セラのチーム内では一番の高身長といえます。
陸上選手ですからもちろん筋肉はありますが
みなさんスマートなスタイルです。
山ノ内みなみ選手の陸上の経歴は?
山ノ内みなみ選手は高校卒業時に、
実業団などからの誘いを受けますが
実業団入りせずにマラソン関係の会社に入社し、
市民ランナーとして競技を楽しんでいました。
中学生の頃には
800mで全国大会に出場してい
た山ノ内みなみ選手はもともとかなり力のある
ランナーだったとは簡単に想像できます。
高校時代から市民ランナーとして
優秀な成績を収めていましたが、
地元の英雄である佐藤敦之選手の引退、
京セラ監督就任などから京セラで力を試したい、
もっと速くなりたいとの想いが芽生え
京セラに入社したようです。
山ノ内みなみ選手の高校時代は?
山ノ内みなみ選手が通っていた高校は
通信制のためインターハイなどの大会には
出場しておらず、
2012年に全国高校定時制通信制大会に出場、
800mと3000mで優勝しています。
この成績で高校卒業時に実業団から
誘いを受けたと思われます。
しかし厳しい練習は嫌ということで
市民ランナーの道を選びます。
その後はトレイルの大会で優勝している
記録が確認できます。
かなり強い市民ランナーではあったようです。
山ノ内みなみ選手の戦績は?
山ノ内みなみ選手は高校卒業から
しばらくは市民ランナーだったため
トラックレースなどでの表立った記録は
確認できません。
24歳だった2017年に京セラに入社後、
故障がありしばらくはレースに
出ていませんでしたが、
2018年2月に本格的な練習を再開して
4月の織田記念女子5000mで
15分21秒31の自己ベストを出し、
その後の日本選手権でも3位に入り
8月のジャカルタ・アジア大会5000mの日本代表となりました。
山ノ内みなみ選手のベスト記録は?
山ノ内みなみ選手の自己ベストは、
以下のとおりとなります。
3000m 8分57秒02
5000m 15分21秒31
10000m 32分20秒30
10Km 33分18秒
京セラの他のチームメイトと比較しても
決して見劣りはしません。
どの記録も2018年に本格的な練習を
再開してからの記録ですから
まだまだのび幅はたくさんあります。
山ノ内みなみ選手の指導者は?
現在の所属チームである京セラには
佐藤敦之監督と佐藤美保コーチが
指導にあたっています。
佐藤敦之監督は現役時代マラソンや駅伝で
活躍した選手で、
オリンピックや世界規模のレースに
出場していたランナーでした。
京セラに所属していたことのある
美保コーチと結婚し、
現役引退の数ヶ月後に
京セラに監督とコーチとして迎えられています。
美保コーチは現役時代京セラに所属しており
主に800mのレースで活躍して
世界陸上にも出場しています。
共に世界の舞台を知る夫婦が
京セラで指導にあたっています。
また山ノ内みなみ選手と同郷であり
山ノ内みなみ選手から見ると地元の英雄です。
マラソンで世界を知る敦之監督の指導を
どこまで吸収できるか今後が楽しみです。
山ノ内みなみ選手の所属先は?
現在、山ノ内みなみ選手は
京セラに所属しています。
1982年創部のチームは男子選手や
短距離選手がいた時期を経て、
現在は女子陸上競技部となっています。
クイーンズ駅伝では過去に
4回の優勝を誇る名門であり、
トラック種目においてもオリンピック、
世界選手権の出場選手を輩出しています。
現在の活動拠点は鹿児島ですが、
過去には京都で活動していたこともありました。
2014年4月に、
現在の佐藤敦之監督、美保コーチの体制となり、
翌5月に現在の拠点に移転しています。
素晴らしい練習環境の下で
自己ベストの更新を狙ってほしいですね。
高校時代から市民ランナーとしての活動を行い、
高校卒業時に実業団入りを選ばすに
市民ランナーとしての活動を選択した
山ノ内みなみ選手。
この京セラに入るため山ノ内みなみ選手は
佐藤監督に手紙を出し、
一度断られながらも再アタックして
入社、入部しました。
断られながらも再アタックするガッツは
就活中の若者にも見習ってほしいところですね。
日本記録との差は?
山ノ内みなみ選手は京セラのチーム内では
上位の記録を持っていますが、
日本記録との差はまだまだあります。
3000m
8分57秒02(山ノ内)
8分44秒40(2002年:福士加代子)
5000m
15分21秒31(山ノ内)
14分53秒22(2005年:福士加代子)
10000m
32分20秒30(山ノ内)
30分48秒89(2002年:渋井陽子)
10Km
33分18秒(山ノ内)
31分44秒(1996年:千葉真子)
となっています。
福士選手の対応する距離と記録に驚かされますが
どの記録も10年以上更新されていません。
それほどすごい記録なのですが
この記録を更新するのが成長著しい
山ノ内みなみ選手であることを願って応援していきましょう。
駅伝レースについて
実業団の女子駅伝の最高峰は、
クイーンズ駅伝
(全日本実業団対抗女子駅伝競走大会)となります。
箱根駅伝と同様にこの大会にもシード権があり、
上位8チームは次回大会の予選免除となります。
山ノ内みなみ選手所属の京セラは
2017年の順位がシード圏内ではなかったため
2018年大会に出場するためには、
予選会でもあるプリンセス駅伝で
14位以内に入ることがクイーンズ駅伝への
出場条件となっていました。
また名門チームとされる京セラですが、
過去4回の優勝を誇るもののものの
2017年のプリンセス駅伝では
クイーンズ駅伝出場枠である13位の通過でした。
危うくクイーンズ駅伝への連続出場が
途切れるところだったんですね。
2018年はプリンセス駅伝で
クイーンズ駅伝の出場権を手にした今、
その後のクイーンズ駅伝で好成績を残すことが
名門復活へのカギとなります。
そのためにも山ノ内みなみ選手の活躍に
大きな期待が寄せられています。
東京五輪に出場できる?
京セラの期待のホープである
山ノ内みなみ選手ですが、
次回東京で開催される夏季五輪の
東京オリンピックへの出場は叶うのでしょうか?
現在の記録と派遣記録、参考記録との
比較を行ってみました。
参加標準記録、派遣設定記録ともに
リオオリンピックの時のものです。
設定タイムをクリアした上で日本選手権
3位以内に入ることで
オリンピックに参加できる。
設定タイムをクリアした上で
日本選手権8位以内に入ることで
オリンピックに参加できる。
少しややこしいですが、
記録を出した上で日本選手権の順位が必要になるそうです。
肝心の記録はというと、
5000m 15分24秒00(参加標準記録)、
15分06秒34(派遣設定記録)となっています。
10000mは32分15秒00(参加標準記録)、
31分23秒17(派遣設定記録)であり、
トラック種目では
5000m、10000m共に可能性があると感じます。
山ノ内みなみ選手には是非活躍していただきたいですね。
年齢的に決して先が長いとは言いにくいですが、
京セラチームの駅伝大会同様に
個人の目標としてフルマラソンを掲げて
頑張ってほしいですね。
練習拠点である鹿児島、地元福島の応援を背に
マラソンやクイーンズ駅伝で活躍してほしい選手です。