ハルさんの休日では、
京都・吉田山の頂にたたずむ
数寄者が作った風雅な山荘、
古民家カフェ「茂庵」にハルさんが訪れました!
京都には、おしゃれなカフェがたくさんありますが、
今回紹介するのは、
京都の町を一望できる吉田山の山頂にある、
大正時代の茶人のゆかりの古民家カフェ「茂庵」です。
茂庵は、おしゃれだけでなく、
山頂から眺める絶景や隠れ家としてゆっくりとでき
落ち着くことができるということで、
多くのファンも多く今では注目を集めている人気、
古民家カフェとなりました。
その茂庵の魅力はどういったところでしょうか?
茂庵ってどんなところ?
https://kyototwo.jp/post/food/6285/
茂庵は、元々は大正時代に作られた茶苑で市中の山居として
町中に居ながらでも、山中の風情を楽しむことができ、
日常の中に非日常を取り込むことができる空間として
茶の湯のための場として誕生しました。
町中から少し足をのばすだけで、
どこか遠くの山中に足を運んだかのようで
澄み切った空気、
時折聞こえてくる鳥の声が
本当に京都の市内にいるのかと忘れさせてくれる場所で
あります。
この茂庵の創設者は、
1864年生まれの谷川茂次郎です。
谷川茂次郎は、若いころから独立心が溢れており、
幾つかの事業を経験したのちに、
取引先の社長の紹介で
茶道を始めることになります。
谷川茂次郎は、裏千家に入門し本格的に茶道に親しみ、
裏千家を強力に後援し、
その後吉田山の山頂に、
茶室8席、月見台、楼閣など
広大な森の茶苑を築きあげて
いきました。
その後は、谷川茂次郎が没後
数十年間もの間封鎖されてきましたが、
現在では、
当時の食堂棟と茶席二棟で古民家カフェの営業が
行なわれています。
茂庵という名前は、谷川茂次郎の雅号から
生まれたようです。
大正時代から受け継がれていた建物で歴史を感じながら
のんびりとリフレッシュできる大人の隠れ家なのです。
https://www.travel.co.jp/guide/article/2631/
茂庵の場所は?
茂庵は、吉田山の山頂にあります。
その吉田山山頂まではふもとから
歩いて上る必要があります。
そんな茂庵に行くためのルートは
4つありもっともスタンダードなルートが
「神楽岡コース」なのです。
神楽岡コースの入り口に行く方法は、
自動車で行く方法もありますが、
駐車場が少ないので公共機関を利用すること
をお勧め致します。
バス停は、浄土寺、銀閣寺道から
徒歩15分ほどのところに
「神楽岡コース」の入り口があります。
https://kyototwo.jp/post/food/6285/
4つあるルートすべて言えるのが、
コースが舗装されていないことで、
山道で緩やかな傾斜ですが、
女性は、ヒールなどはやめておいた方が良いです。
しかし、のんびりと自然を散策しながら歩くとリフレッシュに
なりますよね。
秋は特に気持ちが良いですよ^^
茂庵のメニューは?
そんな茂庵のメニューは、
ランチやデザート、飲み物にはこだわりがあり、
月々に変わる季節の料理が人気の様です。
9月のケーキとしては、
洋なしのレアチーズケーキ、
いちじくのシフォンケーキ、
パイナップルとココナッツミルクのゼリーです。
http://www.mo-an.com
どれも気になりますが、
いちじくのシフォンケーキが気になるのは
私だけでしょうか?
また、月替わりランチセット(1500円)では、
9月は、
シーフードの豆乳レモンカレー、
白インゲン豆のマリネ、
ヨーグルトクリームのトマトジャムのせで、
メニューを聞くだけでも気になるメニューばかりですね。
定番のメニューで人気が圧倒的にあるのが、
ピタパンサンドランチセットです。
http://www.mo-an.com
こちらは、茂庵に足を運んだ際は、
一度は必ずお召し上がりになってほしいメニューです。
もちろんスイーツも!!
ドリンクでは、コーヒーや抹茶などにこだわり、
エビスビールやワインなどもありますので、
休日は、少し落ち着きこだわりのメニューとともに
ワインなどもいかがでしょうか?
茂庵の評判は?
茂庵の評判は、
すごく良いという意見が多く、
お店に足を運んで気づくと思いますが、
常に満席で30分、40分待ちは当たり前です。
景色が非常に綺麗で料理もおいしく、
大正時代の建物ということで
すごく落ち着ける空間の様です。
実際は、長居したくなるようですが、
次々に入ってくるお客様を見て、
気を使い長居をしないお客様が多いくらいです。
これから、紅葉の時期になると更にお客様も多くなるので、
開店に合わせて早めに行くのをお勧め致します。